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第191週「カバードコールETFの謎」

オプション取引を実際にやったことがないため、カバードコールETFの仕組みの解説を何度読んでも理解できないのですが、ざっくりですがカバードコールETFというものはキャピタルゲインを捨てる代わりに大きなインカムゲインを得ることができるETFというものになります。ならば分配金利回りが10%もあるなら定期預金替わりに爆買いしておけば良いのでは?と誰でも思えば既に大注目されているはずですが、誰もこのETFを広めるような活動はしていません。そもそも分かりにくいETFですのでオルカンみたいな「誰でも分かるような解説」をできる人がいないのかもしれません。

とりあえず様子見程度で資産の数パーセントくらい買っておくなら良いのですが、分配金目当てで全力で買うのは危険というグラフを用意しました。
QYLDはナスダック、XYLDはS&P500に使ったカバードコールETFですので、指数とカバードコールETFの比較です。
※専門家がよくやる分析ではなく、単純な価格推移です

米国の利上げ開始からナスダックはひたすら下落していき、利上げ停止からジワジワと上げて最高値更新です。S&P500も同様です。

こちらがカバードコールETFですが、値上がりは捨てても値下がりはキッチリ反映され、ひたすら下落しています。底打ち反転しても値上がりが捨てられてしまうため、あまり上昇しません。それでも微妙に上昇するため、
「いつかは価値がゼロになってしまう」ということはありません。

カバードコールETFを保有するなら「これから米国株がひたすら下落していく」局面の序盤で全売りして、「長期的な下落は終わってこれから上がっていく」のを確認してから少しずつ買うべきです。
私は2023年に入ってから買いましたが、それでも含み損になっていた期間が結構あります。含み損が大きくなった時に買い増しして平均取得単価を下げました。上昇してもドル建てなら含み益でも円建てだと含み損になっていたため、大統領選挙後に米国株がどうなるのか不明瞭ということもあって、どうすべきが悩んでいました。ところがなぜか10月の第二週に入ると急激なドル高になり、円建てでも含み益なり、ここでいっきに売り減らしました。分配金を貰っているため、売却益がマイナスでなければ十分です。

QYLD 233口→90口
XYLD 101口→40口

「王道の配当ETFの分配金利回りは物足りない、でもカバードコールETFは不安過ぎる」という人向けなのか両者の中間みたいなETFも存在します。これは旧NISA口座でも買えたため今となってはお宝ETFです。新NISA口座では買うことはできません。

分配金利回り
JEPQ:9.56%
JEPI:7.15%

10月7日

買い NF日経インバ(200株)

S株買い 計34,695円
上場S&P500為替ヘッジあり(2株)
上場ダウ平均為替ヘッジあり(1株)
上場NASDAQ100為替ヘッジあり(1株)
日本郵船(5株)

S株売り 計479,160円
ブリヂストン(25株) -50
兼松(50株) +1350
三菱UFJフィナンシャルG(20株) +1450
三井住友フィナンシャルG(5株) +1015
三井住友トラストHD(5株) +775
SBIホールディングス(10株) +550
電源開発(10株) +475
INPEX(25株) +5125
武田薬品(5株) +585
MS&AD(5株) +980

含み益
楽天証券 +1,861,578円
SBI証券  +96,844円(利確+12,255円)
合算すると+1,958,422円(利確+12,255円)
実質の前日比は+247,256円
前日比+1.5909% TOPIXは+1.68% NF高配当50ETFは+1.33%

投資信託含み益+95,657円 ※前日比-39,498円
利確+7,194円


米国株売り
QYLD 38
XYLD 19
米国株買い
DUK 2
MO 2
F 5

寄り前から下げてくることが確定してたので、まずは寄りでQYLDとXYLDを売って資金を確保。引け間際で個別銘柄買う予定が、爆下げすぎて少しだけ買って様子見。下げすぎですよ。

10月8日

米国株を買いすぎていたので、昨日売って確保した資金1000ドル分円転しました。

東京地下鉄(東京メトロ)のIPOが話題になっています。ベンチャー企業ならスルーしますがインフラ企業ならチャレンジあるのみです。

さっそくSBI証券と楽天証券でIPOくじに参加ポチしました。

売り NF日経インバ(100株) +700

S株買い 計131,669円
上場S&P500為替ヘッジあり(4株)
上場ダウ平均為替ヘッジあり(2株)
上場NASDAQ100為替ヘッジあり(2株)
VTHD(100株)
三菱商事(5株)
丸井G(5株)
SBIホールディングス(5株)
イオンフィナンシャルサービス(5株)
オリックス(5株)

含み益
楽天証券 +1,736,342円(利確+700円)
SBI証券  +15,089円
合算すると+1,751,431円(利確+700円)
実質の前日比は-206,291円
前日比-1.3210% TOPIXは-1.47% NF高配当50ETFは-1.40%

投資信託含み益+134,051円 ※前日比+38,394円


米国株売り
XYLD 10
QYLD 30
米国株買い
F 15
MO 4
DUK 1
JEPQ 2
JEPI 2

10月9日

買い NF日経インバ(100株)

S株買い 計188,510円
上場S&P500為替ヘッジあり(2株)
上場ダウ平均為替ヘッジあり(1株)
上場NASDAQ100為替ヘッジあり(1株)
野村不動産ホールディングス(5株)
宮地エンジニアリンググループ(5株)
三井化学(5株)
極東開発工業(5株)
兼松(5株)
三菱商事(5株)
三愛オブリ(5株)
SBIホールディングス(5株)
イオンフィナンシャルサービス(5株)
東京海上HD(2株)
日本郵船(5株)
電源開発(10株)

含み益
楽天証券 +1,679,580円
SBI証券  -3,528円
合算すると+1,676,052円
実質の前日比は-75,379円
前日比-0.4752% TOPIXは+0.30% NF高配当50ETFは-0.58%

投資信託含み益+75,489円 ※前日比-58,562円
利確+15,375円


米国株売り
QYLD 65
XYLD 27
資金置き場代わりに使っていたのでこのタイミングで大幅に減らしました。

10月10日

日本株の年初来増減額(含み益+売却益+配当金)のグラフです。
6月17日から9月26日の期間を無かったことにすれば、今年は3月22日までで終わってあとはヨコヨコだったとなりそう。

6月17日から9月20日までをカットしてみると例年とあまり変わらないことが分かります。
つまり、年初に配当株をNISA口座で大量に買って放置。年末に証券口座を見て「今年もまあまあ増えたね」ということですね。
日本株の場合は、年初に配当株を240万円分買って年末まで何もしないが正解かもしれません。

2021年、2022年、2023年は日々の集計データを残していないため、参考までに週末集計のグラフです。



大きく崩れることが無かった3年間だったことが分かります。

買い NF日経インバ(200株)
買い MXS高利Jリート(13株)

S株買い 計126,923円
上場S&P500為替ヘッジあり(2株)
上場ダウ平均為替ヘッジあり(1株)
上場NASDAQ100為替ヘッジあり(1株)
野村不動産ホールディングス(5株)
三井化学(5株)
兼松(5株)
三愛オブリ(5株)
イオンフィナンシャルサービス(5株)
オリックス(5株)
東京海上HD(2株)
電源開発(10株)

S株売り 計148,451円
上場S&P500為替ヘッジあり(30株) +626
上場ダウ平均為替ヘッジあり(20株) +900
上場NASDAQ100為替ヘッジあり(10株) +555

含み益
楽天証券 +1,709,506円
SBI証券  +19,027円(利確+2,081円)
合算すると+1,728,533円
実質の前日比は+54,562円
前日比+0.3392% TOPIXは+0.20% NF高配当50ETFは+0.49%

投資信託含み益+90,202円 ※前日比+14,713円

10月11日

毎日自動積立投資をやめて四半期分配型を買い漁る日々ですが、面白いものを見つけました。

三井住友TAM-日本株配当オープン
10月9日時点の基準価格12,966円
年間分配金2100円(525円×4回)

なんと分配金利回りは16.19%という「何だこれ?」レベルの投資信託です。
検索してみても個人の情報が全然見つかりません。Yahoo掲示板を見ても有意義な情報は皆無。
とりあえず50000円分買いポチして権利跨ぎしました。
そして本日が答え合わせです。日本株爆上げなら基準価格も上げて分配金も貰えるはずでしたが…

あれ?なんだかおかしなことになっています。

50000円分購入しましたが「評価額48,111.19円 損益-3.85円」になっています。評価額が大幅に減っているのに「損益-1,888.81円」になっていません。

38,563口保有しているので、10月分配金525円なら計2,024.5575円になり、税引き後1,613円で「評価額49,996.15円 損益-3.85円 分配金1,613円」なら分かるのですが。

これはもしかしたら特別分配金というやつですか?

Xで検索してみると同じことを試した人がいて某スクリーンショットがアップされていました。
そこでSBI証券の入金履歴を見て納得しました。

権利取り最終日に50000円分買った普通分配金は110円なり。

しかしながら「評価額49,996.15円 損益-3.85円 分配金110円」なら全く問題ありませんが、「評価額48,111.19円 損益-3.85円 分配金1999円」だと本当の年間利回りが分からなくなります。
よって特別分配金の1,889円を使って購入する必要があります。

「三井住友TAM-日本株配当オープン」も20万円分まで買う予定でしたので、今日は11889円分買っておきます。

毎日自動積立投資で爆損だったので、余計なものを買わずにオルカンだけを毎日買った場合のシミュレーションしてみました。

10月10日の基準価格 26010.00円
平均取得価格 24225.92円
評価損益率+7.3%
ということになりました。
ジワジワ上げてドカン下げ、上げてヨコヨコドカ下げ、ジワジワ上げ。
毎日自動積立投資には圧倒的に不利な相場ですね。

検証目的で挑んだ投資信託の実現損益の比較
スポット買い(楽天証券) +283,857円
毎日自動積立(SBI証券)  -57,105円

毎日自動積立はジタバタしてみてもリカバリできませんでした。
ということで”ほったらかし”じゃないなら、タイミングを見てスポット売買が圧倒的に有利です。

買い NF日経インバ(400株)
買い MXS高利Jリート(7株)

S株買い 計108,520円
上場S&P500為替ヘッジあり(2株)
上場ダウ平均為替ヘッジあり(1株)
上場NASDAQ100為替ヘッジあり(1株)
三井化学(5株)
極東開発工業(5株)
兼松(5株)
三愛オブリ(5株)
イオンフィナンシャルサービス(5株)
オリックス(5株)
電源開発(10株)

S株売り 計22,400円
東京海上HD(4株) +396

含み益
楽天証券 +1,689,856円
SBI証券  +5,186円(利確+396円)
合算すると+1,695,042円
実質の前日比は-33,095円
前日比-0.2009% TOPIXは-0.24% NF高配当50ETFは-0.18%

投資信託含み益+67,958円 ※前日比-22,244円
利確+49,393円


米国株売り
QYLD 10
XYLD 5
米国株買い
TLT 5
F 10
MO 2


週末集計

ダブルベア系(225,TOPIX)
なし

ダブルブル系(225,TOPIX)
なし

シングルベア系(225,TOPIX)
プラス 700 円

シングルブル系(225,TOPIX)
なし

楽天証券枠の売り(ベア、ブル以外)
なし

SBI証券(旧ネオモバ)枠の売り
プラス 14,732 円

投資信託
プラス 64,497 円

米国株売り
プラス 9,511 円

楽天証券枠(日本株)の推移グラフ(週)

SBI証券(ネオモバ)枠の推移グラフ(週)

楽天証券枠(日本株)+SBI証券(旧ネオモバ)枠 の推移グラフ(週)

日本株の資産額の推移グラフ(週)

日本株の資産額の年初来の増減グラフ(週)

高配当50ETF(分配金込み)(週)

日経平均の推移グラフ(週)

TOPIXの推移グラフ(週)

楽天証券枠(米国株)の推移グラフ(週)

楽天証券枠(米国株)のドル建てと円建ての含み益の比較(週)

投資信託の推移グラフ(週)

日本株+米国株+投資信託の推移グラフ(週)

日本株+米国株+投資信託の先週比
含み益:+2,107,460 円 先週比 -55,448 円
実現損益(累積):+4,958,435 円 先週比 +89,435 円
配当金(累積):1,616,863 円 先週比 +17,124 円

日本株+米国株+投資信託の含み益(週)

SBI証券の推移グラフ(週)※妻の高配当PF(米国株と投資信託含む)


配当管理更新

まとめ(日本株+米国株+ETF+投資信託)

日本株

米国株、ETF

投資信託

カテゴリ : 週トレ



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