昨年の8月末から始めた「ネオモバ」ですが、あっという間に1年が経ちました。当初の目論見通りになったのでしょうか。
ネオモバに注目した点は「値がさ株も買うことができる」でした。株価が1万円だと100株で100万円も必要になりますが、ネオモバを使えば5株買っても5万円で済みます。
もう一点は「難平買いできる」でした。仮に株価3000円の銘柄だと難平買いするには30万円必要ですが、ネオモバなら下落が止まるまで1株ずつ買っていけます。
配当銘柄のコツコツ買いなら月の取引き額は50万円以内に収まるはず。
ということでしたが、ネオモバを始めて3週間で予定が大きく崩れました。切っ掛けは「米国のCPIショック」です。
まずは、さくっと1年間の収益のグラフです。※税引き後
コツコツ、コツコツ、コツコツ買っていくと、株価が全面安になって、ネオモバなのに含み損が大爆発しました。
8月までの上げ相場の中、ネオモバで大量に買った銘柄は“高値”だったとなります。そこで躊躇なく大量に損切りしてリスタート。ところが、9月配当銘柄が権利取り直前に急落して配当金どころではなくなり損切り。
9月末時点の含み益は驚きのマイナス132,215円になっていました。そして、税込み実現損益はマイナス60,430円でした。最悪のスタートでした。
ネオモバの場合、ドカンと儲けることができないため、約20万円のマイナスをリカバリーすることは非常に困難です。
そこでネオモバの当初の役目をリセットして、「コツコツ売買で稼ぐ」に大転換しました。
これが月々の売買額です。
とてもネオモバとは思えない金額になっています。恐々とコツコツ売買をする場合、少しの利益で利確する必要があるため、どうしても売買回数が増えます。
急落局面が何度も訪れそのたびに「含み損が爆発して頭が痛い!!」となります。2022年12月の日銀ショックの損切りで利益が全て吹っ飛び、2023年の年初の爆下げの損切りで元本割れしました。この時点の元本は600万円です。
元本割れしてからの方針として「含み益はそこそこ確保しておく」に切り替えました。十分に含み益が増えている銘柄は売らずに温存しておいて、急落局面での精神安定剤代わりにします。徐々にそれらが増えていき、2023年4月中旬以降は含み益はプラスで推移しています。
これは「含み益+実現損益+配当金-手数料」の推移グラフです。
利益を再投資せず、今後の急落局面に備えてのバッファの役目として温存しています。
「手軽に1株ずつ買うことができる」というメリットを最大限に活かして、気になった銘柄を買うタイミングなど見ずにポチポチ買ったり、一時的な下落局面で買い向かったりしたことで、買ったことがある銘柄数は457です。
カテゴリ : ネオモバ
タグ :