“年初来”どうこうはあまり関係なく、“トータル”と“年間”を強く意識しています。現在は定年後に向けての準備段階(予行演習)ですので、月ごとの収益も結構重要視しています。
年金貰うまでは個人年金で補填、そして年金貰い始めても年収として見ると全然足りません。それこそ日々何もしない生活になってしまいます。
そこで株ゲームで税引き後120万円(年間)稼ぐことをめどに、あれこれ試しているわけです。投資額を増やし過ぎると怖いため投資額は1200万円をめどにしています。もし“暴落”がくることがあれば、その時は気合を入れて追加で1000万円投入します。
さて、“年初来”ですが、最近の爆上げ相場だけ見れば年初に日経平均に連動するETFを爆買いしておいて、何もせずにほかっておけば爆益だったかもしれません。しかし、本当にそんなことができた人がいるのでしょうか。「年初に日経平均に連動するETFを爆買いしておけば」などというなんちゃって専門家の解説など“後出しじゃんけん”にすぎません。過去の米国株に関する解説と同様です。本当にその人はその時にそのような行動ができていましたか?ということです。
あえて“年初来”を見てみる意義は、スイング相場の期間に上手く立ち振る舞うことができていたのかという振り返りかもしれません。
まずは株ゲームを始めた2021年です。
日経平均が3万円を超えた2月15日から始めて最初の1か月間は絶好調でしたが、すぐに苦しい日々になります。それでもコツコツ売買を繰り返して8月上旬には年初来プラス26万円です。よくあるパターンで結構上手くいくものだと思い始めた途端に大きな壁にぶち当たって利益がなくなります。そこで投げ出さずに買い向かって、9月の自民党総裁選の爆上げ相場で売りまくって利益確保。売り過ぎたため再び買い向かうとオミクロンショックで大量の銘柄が含み損になり、年末まで耐える日々でした。なんだかんだあっても年初来プラス65万円でゴール。
波乱の2022年です。
岸田ショックで始まった年でしたが、下がれば買い、上がれば売りに徹して、さらに楽天ブルと楽天ベアも使うことでコツコツ利益を確保。ウクライナ危機で売られた銘柄を買い向かった一週間後、大急落局面を迎えていっきに含み損が爆発してマイナス75万円という絶望的な状況になりました。ところが何事もなかったかのように急騰して利益を確保。しかし、大きく下落したまま戻らない銘柄を損切り。一通り整理した後はスイング相場に柔軟に対応して利益を積み上げます。4月後半から8月までなら誰でも年初来の成績が良かったはずです。調子に乗ってネオモバを併用して大量に買い漁ったタイミングで米国のCPIショックで大急落。ひたすら損切りして9月の権利取りに向けて買い漁ると権利取り直前で再び急落でした。年明けのご祝儀相場に向けて大量に買ったタイミングの日銀ショックでも損失大で、年初来プラス193万円でゴールでした。
改めて振り返ると、この2022年9月中旬から難しい相場が続いています。
そして2023年です。
年初のご祝儀相場のために前年末ギリギリのタイミングで大量に買ったことが裏目に出て、年初の2日間の損失が大きかったです。それでも4月中旬までは「だいたいこんな感じの動きをするだろう」という予想通りの相場になって「今年は平和だなぁ」と油断していると5月GW明けからの怒涛の爆上げ相場です。日経平均は30000円タッチ後に28000円辺りまで下げるだろうと準備してきたことが致命的でした。スイング相場しか知らず上げ上げ相場を経験したことがないため大いに悩んでいますが、「下げるだろう」ではなく下げ始めてから考えればいいと開き直って取り組んでいます。とりあえず6月16日までの年初来はプラス189万円です。「半年で180万円なら年間360万円かな」とは思わず240万円を目途にしています。なぜならば上げ上げ相場が続くとは思えないからです。
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