昨年の大荒れ相場では、現物の含み益が爆増したり爆減したりの連続で「頭が痛い」「熟睡できない」が1年間続きました。
日経平均が大きくスイングする大荒れ相場なら手っ取り早く利益を得る方法があります。
それが楽天ブルと楽天ベアです。楽天証券だと1日の売買額が100万円を超えると手数料が発生しますが、楽天ブルと楽天ベアに関しては手数料は掛かりません。よって相場が大きく動くときにはヘタに現物をいじらずに楽天ブルと楽天ベアで遊ぶのがちょうど良かったのですが…
今年の1月から4月も楽天ベアで少しばかり稼ぐことができ、4月後半の上げ基調になっても「日本株はスイングするはず」という思い込みで、5月に入ってからも楽天ベアを買い続けました。
「2022年の楽天ベアで結構稼げた」という体験が無ければ、GW明けに楽天ベアを全てぶん投げていた可能性はあったのですが、「まあそろそろ下げてくるよね」「30000円が天井でしょ」「さすがに31000円には届かんでしょ」「しょせんは米国の都合でしょ」というダブルインバースを買いまくっている人にありがちな発想を私もしていました。
最後の下落チャンス「6月のMSQ」も完全無視してMSQ通過後も爆上げが止まりません。ここでようやく少し諦めて損切。「でもCPI通過があるではないか」と大量に持ち越してその時を待ちましたが、日本株を買いまくる海外勢の力は強く、日本株の上げ上げは止まりません。
全ていっきにぶん投げした後に下落するとブチ切れそうになるので、少しずつ損切りしていきますが、損切りしても含み損が膨らむため、何やってんだか状態です。まあそれでも35000円辺りが天井になる可能性が高いため少しだけ残して損失確定としました。
ベアとブルの振り返りです。
2023年4月までは上手くいっていたので、差し引きで219533円の利益は残っています。
ブル系とベア系のまとめです。
2022年はどちらでも利益を得ていたことが分かります。
2021年と2022年の大きなスイング相場に慣れていると、「そろそろ上がるだろう」「そろそろ下がるだろう」という思い込みでトレードしがちです。特に「上がり続ける」ことを体験したことが無かっただけに、今回の爆上げ相場に対応できませんでした。
ブル系とベア系を買うなら週初めに買って週終りに売った方が良いかもしれません。それが損切になろうとも。
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