「今年の3月は荒れるはず」と予想してコツコツ売買を繰り返しながら準備してきました。3月のMSQまでに上げてくれば通過後に下落することは明白でしたので、MSQ通過前に売り、通過後に買いました。
ところが米国とスイスの銀行問題で下げ続け、含み益が日に日に減っていく日々でしたが、それでも短期的なものだと予想して、3月の権利取り前まで買い増しを続けました。
しかし、なかなか上昇基調になってくれません。昨年のパターンだとネオモバ枠の保有額が520万円を超えたタイミングで急落があり、含み損が爆発します。
今回もそうだろうかと心配していると、権利取り直前になって連日の上げです。そこで売り続け、権利取り後も売って、4月に向けて軍資金を確保しました。
12月権利の配当金も入金されるため、無理な売買はせずにコツコツ、コツコツの1か月間でした。
さて、2023年3月度のまとめです。
2023年3月度の利益は162,467円です。(※源泉徴収後)
楽天証券枠は直近の底値で買った銘柄を保有しているため、個別銘柄の売りはあまり発生しません。中途半端になっているETFの売却です。
「儲けることが難しい」が定石になっているネオモバでもコツコツ売買で無理せずに利益を確保できています。
当初は、「楽天証券枠はキャピタル、ネオモバ枠はインカム」を想定していましたが、完全に逆になっています。
ネオモバ枠でコツコツ売買をしていき、その過程で底値で楽天証券枠で買うと上手くいくようです。
前月ほどのインパクトはありませんが、荒れ相場ゆえにコツコツ売買で利益を確保していきます。
昨年の3月は権利跨ぎした銘柄の中に大きく下落した銘柄あり、4月に損失を確定させました。今年は無理に買っていないため、4月上旬に下落があっても耐えられそうです。
楽天証券枠の含み益です。昨年末から急騰していた銀行銘柄の急落で含み益が減っています。ただ、急騰そのものが異常だっただけですので、現状が妥当な株価なのかもしれません。
つまり、今年に入ってから銀行銘柄を買っていた場合は、含み損に苦しむことになります。セクターローテーションを意識して「まだ上がっていない」業種のチェックは必須です。
上昇を続けている業種を買うなら短期で手仕舞いです。
投資額の推移です。米国株が増えていますが、実はラスト3日の上げ期間で売り減らししています。
ネオモバ枠のコツコツ売買の銘柄数は103です。
リバウンド銘柄と順張り銘柄をひたすら売りました。
3銘柄が損切りになっていますが、2銘柄については売りを入れたタイミングではプラスでしたが、後場の寄りで急落してマイナスになってしまいました。
ネオモバの売りは難しいです。
配当金の内訳です(※源泉徴収後)
〇楽天証券
日本電気硝子 4,782円
DOW INC 2.02ドル
ISHARES PREFER 0.85ドル
JPM EQ INCM ETF 7.03ドル
JPM NQ EPI ETF 5.45ドル
REAL EST SS SPDR 0.56ドル
SPDR SP500 H DIV 6.43ドル
WALGREENS BOOTS 2.7ドル
〇ネオモバ
日清紡ホールディングス 1,004円
SUMCO 216円
あおぞら銀行 698円
不二家 73円
日本たばこ産業 3,242円
クボタ 877円
INPEX 2,550円
アサヒグループホールディングス 1,203円
ブリヂストン 933円
DIC 360円
TOYO TIRE 1,156円
サッポロホールディングス 101円
キリンホールディングス 2,910円
AGC 1,674円
日本電気硝子 3,013円
キヤノン 2,630円
17セクターの割り振りです。
今年後半から来年は米国を中心に“不況期”に入ることが想定されているため“好況期”セクターの割合を減らしました。
3月から始めたカントリーETFの騰落率です。
ブラジルとインドの戻りが遅いようです。銀行問題で急落していたスイスはあっという間に戻したようです。
2021年、2022年の4月は含み損銘柄をいくつも抱えて悩みましたが、さて3年目の2023年はどうでしょうか。
カテゴリ : 月次報告
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