昨年の8月下旬から始めた「ネオモバ」ですが、手軽にポチポチと1株ずつ買えることで、楽天証券なら買わない銘柄もあれこれ大量に買いました。久しぶりに買うのが楽しくて仕方ない期間は短くて、9月のCPIショックでネオモバ枠の含み損が爆発しました。いったん整理して買いなおすと9月の権利取りを無視して再び急落。
その2回の損失をリカバリーするのが結構大変で、ようやく12月上旬から17セクターローテーション戦略の第一歩のためのテーブル作りに着手。さらに年明けのご祝儀相場に備えて、ネオモバ枠の軍資金のリミット近くまで買いました。
ところが、なんと日銀ショックで3回目の含み損爆発。頭イタイ!!と思いながら損切の3日間。
整理後に配当銘柄などを年末の1週間で大量に買って、「さぁ、年明けのご祝儀相場だ!」と期待していたら、4度目の急落です。頭がイタイどころではありません。損切の2日間。
12月21日、22日、23日の損失が44,269円
1月4日、5日の損失が62,250円
合わせてマイナス106,519円です。
ネオモバで10万円を挽回するのは結構大変です。
急落後は配当銘柄をコツコツ買っていきましたが、これでは稼ぐことができません。もたもたしている間に全般的に株価が上がっていきます。上昇基調に入ってから主力の配当銘柄を買い増しすると、後から酷い目に遭うのは確実です。そこで何かいい方法はないものかと考えて…
リバウンド戦略
大量に投資関連本を読みましたが、その中に「株価は戻りたがる」なる記述がありました。たしかに今まで「もう限界!!」と含み損に耐えられなくなった銘柄をいくつも損切しましたが、大多数がいつの間にか戻っています。戻らないのは「MSCI外し銘柄」くらいです。
つまり、急落した後にまだ戻っていない銘柄を買って、そこそこ戻ったタイミングで躊躇なく売れば、コツコツと稼げるはずです。
そこで、今まで買ってきた銘柄、TOPIX100、日経225など株価をチェックしている500前後の銘柄を対象に、9月30日時点の株価と現在の株価を比較して、-20%になっているものから買い集めます。ただし、1銘柄あたり数千円からスタートです。下落しても上昇しても買い続けます。9月30日比で-10%まで行ったら買いはストップです。
-20%の銘柄だけでは足りないため-15%銘柄も買っていきますが、戻りが遅い銘柄が多いです。そこで、もっと短期で利確できる方法はないものかと思いを巡らせます。
過去に月刊誌に掲載されている銘柄を気軽にポチポチ買っていき酷い目にあったことがあります。パターン的には買った直後は良い感じに上昇していたのに、買ったことを忘れたころに急落して含み損銘柄になってしまうのです。
「これってつまり順張り?」かもしれないと閃いて、月刊誌に掲載された銘柄もひたすらポチポチ買っていきます。そして、数日で売却します。
順張り銘柄の場合は2~3%で利確です。リバウンド銘柄は8~10%で利確ですが、3月に入ってからは4%でも利確です。そしてMSQ通過前の異様な上げに不気味さを感じたため、1%でもプラスになっていれば売りです。
戻りが遅すぎる銘柄も3か月我慢すれば戻る可能性が高いため、買い増しもせずに放置します。
ということで、「リバウンド戦略」でコツコツ売買した銘柄数は186です。
利益は239,330円です。年末年始の損失の倍返し達成です。
配当銘柄も含まれていますが、有望配当銘柄は全売りせずに売り減らしした後に買い増ししています。上がれば売り、下がれば買って、なるべく平均単価を下げておきます。
1月中旬からの上げ相場で何もしなければ利益を得ることができていません。かと言って、株価が割高になった配当銘柄を買うのは良くないです。
よって、「今はどうすべきか。何ができるのか」が重要だと思います。
なお、「楽天証券+ネオモバ」の含み益は100万円を超えているのでコツコツ売買専門というわけではありません。いろいろやっています。
カテゴリ : あれこれ
タグ :