米国株だけでなく日本株も相変わらずの大荒れ相場です。確実に資産を増やしたいなら今は何もせず、2023年3月の本決算が発表される4月末から5月中旬に軍資金の半分を使って買い向かい、その後も様子を見ながら四半期決算が発表される7月末から8月中旬に買って、余裕があれば9月から米国株を買うのが正解かもしれません。
しかし、株ゲームの場合は「何もしない」という選択肢は無しです。大荒れ相場でも何かしてそれがどうだったのか検証していくことも経験です。誰でも儲かる時だけ参戦するだけでは経験になりません。
ひたすら買った年末の5日間の購入リストです。(※購入額1,076,221円)
購入銘柄のグループ分け
・最後の損だしで株価がどう動くのか。
・信用倍率が異様に低い銘柄の買戻しがあるのか。
・セクターローテーションのために銘柄数を増やす。
・中長期銘柄の買い増し。
この中で「最後の損だしで株価がどう動くのか」と「信用倍率が異様に低い銘柄の買戻しがあるのか」が検証ネタです。
権利落ち後に配当金よりも大幅に下落する銘柄が大量にありますが、それも気になります。
12月配当金
INPEX 30円
キリンホールディングス 32.5円
TOYO TIRE 50円
クボタ 22円
キヤノン 60円
不二家 30円
サッポロHD 42円
28日終値と30日終値の差
INPEX -75円
キリンホールディングス -65円
TOYO TIRE -70円
クボタ -25円
キヤノン -73.5円
不二家 -81円
サッポロHD -135円
なぜか信用倍率が低い(事前の空売りが多い)「不二家」と「サッポロHD」の下落が酷いです。
「最後の損だしで株価がどう動くのか」検証銘柄
5日間の寄り、後場寄り、大引け、計15回の買値と23日終値の比較です。
12月権利月銘柄
権利落ち日の寄りに大きく下げ、さらに後場の寄りまでに下げています。実際は9時30分から10時30分辺りが一番下げているため、ネオモバで安く買うことはできません。年末の最後の最後に再び下げていますが、岸田ジンクスをネタに売られた可能性があります。
3月権利月銘柄
結果的には「最後の損だし」は、なかったようです。そもそも12月19日の週にあった日銀ショックで投げ売りされているので、それが「損だし」を兼ねていた可能性が高いです。
「信用倍率が異様に低い銘柄の買戻しがあるのか」検証銘柄
12月権利銘柄は「不二家」と「サッポロHD」です。空売りした状態で権利跨ぎしてしまうと配当金分の支払いが発生するため買戻しがあるかと予想しましたが、既に大きく下げた後なら配当金分の負担など誤差の範囲なのでしょうか。買戻しは上げ相場まで発生しない可能性があります。
ということで、株価に影響を与える要素が他にあればそちらに引っ張られるため、5日間という短い期間だけでは、よくわからない結果でした。
5日間買い続けた銘柄を年明けに売り続けたらどうなるのか。それが楽しみです。
カテゴリ : あれこれ
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