決算ラリー2022年夏の序盤は比較的平和に過ぎ去り、中盤は大荒れでした。さて終盤はどのような展開だったのでしょうか。
株価の推移は発表前日、当日、翌日、翌々日になります。場中発表の場合は前々日、前日、当日、翌日になります。
17銘柄目から23銘柄目までを掲載します。
(17)ヤマハ発動機
決算発表日 8月5日
株価の推移 2591→2577→2688→2700
購入前までは配当銘柄ぽく株価があまり動かなかったため、2022年1月下旬にNISA枠で100株買いました。ところがウクライナ危機の発生後は、特別な理由がなくても株価が呆れるほど大きく動きます。
NISA枠を使い切っているため、下落時に平均取得単価を下げるということができず、2500円を割れば特定口座で買って2700円で売るというパターンです。NISA枠の100株が含み損になっている期間が長いため、取得単価に戻ったタイミングの8月9日に僅かプラス100円で売却しました。ところが、そこからなぜか急騰して8月15日の終値は2838円になっています。
(18)帝国通信工業
決算発表日 8月5日
株価の推移 1419→1446→1441→1419
老舗月刊誌の某コーナーで紹介されている銘柄ですのでコレクション枠で保有しています。決算前の下落時に100株買い増しておきましたが、決算後に再び下落の予感がしたため、買い増した分を発表直前に1434円で売却しました。再び1400で割ることがあれば買い増しします。※8月15日に1485まで上昇しました
(19)ナック
決算発表日 8月5日
株価の推移 955→965→947→940
優待品目的なのか株価があまり動かない銘柄です。決算発表直前の8月5日に960で売却して8月10日に938で買戻しました。
(20)アマダ
決算発表日 8月5日
株価の推移 1055→1064→1045→1038
下落局面の6月23日に994円で買った銘柄です。値上がり待ち銘柄は決算後に上がる可能性が高ければ決算後に売却、上がる要因が見当たらなければ決算前に売却です。8月5日に1052で売却しましたが、ヤマハ発動機と同じように地合いの影響が大きくて翌週からは株価が上昇しています。※8月15日に1073まで上昇しました
(21)日本精機
決算発表日 8月5日
株価の推移 840→841→835→828
こちらも値上がり待ち銘柄です。微妙に上げてきたので8月5日に842で売却しました。決算後に下落しましたが、8月15日は852まで上げています。
ヤマハ発動機、帝国通信工業、アマダ、日本精機は決算云々よりも地合いで上げているため、売却が正解だったのか不正解だったのかは分かりません。
(22)イノテック
決算発表日 8月9日
株価の推移 1406→1392→1311→1335
半導体銘柄はバブルぽい感じが漂ってきていたので8月9日に1390で売却しました。決算後に下落したまま地合いが良くても上げてきません。1300で買い戻す予定ですが、そこまでは下げてこない中途半端な位置にあります。
(23)乾汽船
決算発表日 8月10日
株価の推移 1947→1992→2065→2122
海運業はコロナバブルです。大手三社が決算後に急騰しているのを見てから乾汽船を買っておきました。予定通りに決算発表後に急騰しましたが2240を突破した直後に2100辺りまで急降下。その後は2200まで戻る気配がないため2190円になった瞬間に成行で売却しました。
後場に入ると2100を割って、決算発表当日の夜間PTSの株価辺りで停滞していました。2240突破はいったい何だったんでしょう。もともと2208で売却の予定でしたが、いっきに駆け上がったことで油断しました。
2000まで下がるなら買い戻す予定です。
決算ラリー成功!!と喜んでも地合いが良ければ、決算後の一時的な下落など無かったことにされます。その一方で、決算後に急騰しても特別な理由もなく落とされる銘柄もあります。
完全長期の19銘柄については決算の内容も株価の動きも見ていません。ただし、決算発表後の夜間PTSで“投げ売り”がされていないことだけはチェックしています。
値上がり待ち銘柄の決算ラリーは博打みたいなものになってしまいますが、それも株ゲームの楽しみでもあります。
以上で「決算ラリー2022年夏」完了です。
カテゴリ : あれこれ
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