下落相場になっていることを分かっていても株ゲーム第二章を楽しむために買い向かった米国株です。残念ながら「人気銘柄」「高配当利回り銘柄」「好業績予想銘柄」で3連敗です。順張り派が占める米国市場の場合は“下落相場”に入ればとことん売られます。何をやっても太刀打ちできません。それでも少しでもゲームに勝ちたければ、連日の徹夜を覚悟して、デイトレに挑むしかありませんが、そのステージは私が戦う場所ではありません。
結局のところ上げ基調に入っても“騙し上げ”でしかなく、ここで新しい戦略を試してみようというのは「何をやっても負けは確定」です。とりあえず、8月末までは様子見で少し買い始めるのは9月末辺りでしょうか。そのころにはこの先の1年間くらいの動きが分かるのかもしれません。9月末になっても“騙し上げ”のサイクルが続くなら、年明けまで様子見です。
さて、このままだと「はいはい、米国株には完全に負けました。もういいです」となってしまって株ゲームが成立しません。買い向かう準備だけはしておく必要があるので、何かしらの情報収集は続けます。
どれが書籍タイトルなのか全く分からないムック本ですので、間違えないように画像をよく見て予約ポチしました。
【完全ガイドシリーズ355】米国株完全ガイド (100%ムックシリーズ)
この本では、米国株の取引手順の詳細解説はもちろん、これから狙い目の銘柄もランキング形式でご紹介!
米国株のすべてを「マネるだけ」でマスターできる2022年最新版の「完全ガイド」が登場しました!
ウクライナ危機や超インフレ、金融政策の影響で2022年上半期は低迷した米国株。
「2023年に向けてどうなるの?」「買い時はいつごろ?」
気になる疑問に専門家がお答えします!
ぱっと見、ひとつ前に買ったムック本より興味を持てる記事が山盛りです。
「相場が下がっても絶好の買い時へ!世界最強企業の成長に乗れ!!」という煽りを真に受けて今のタイミングで買い向かってはダメです。まだ早いです。材料もなく上げている期間は“騙し上げ”です。米国株は下げ幅が大きくても反動からの上げ幅も大きいので、米国側の専門家たちの大多数が「もう大丈夫」と発言してから買い向かっても遅くありません。それまではじっくりと戦略を練りましょう。
厚切りジェイソン氏のコーナーです。ほとんどの長期投資本に書かれていることのダイジェスト版ですので、書籍を読む時間が無い人はこの特集記事だけで網羅できます。わざわざ一冊の分厚い書籍にする理由は「長期投信の在り方」を洗脳するためです。
さてここからは買い向かう銘柄選びになりますが、「161銘柄全て1株ずつ買ってみて、動きを見ながら成長しそうな銘柄を買い増せばいいんじゃないのかな」という割り切りが簡単かもと思いましたが、それも実際に「好業績予想銘柄」戦略のオプションで約50銘柄買ったことがあります。結果的には半分プラス、半分マイナスになったので、下落相場でなければ、大量に買ってみて当たり銘柄だけ買い増していけばイケそうな気がします。しかし、ここで問題になるのが売買手数料と為替手数料です。短期で売買を繰り返すと特に売買手数料の負担を感じます。
もっと何か面白い戦略はないものかとページをめくると「!!!!!」。ありました。
ある人の書籍に「バフェット氏が選ぶ銘柄は株価が上がっていくので『バフェット氏はすごい』と言われるけど、実際は『バフェット氏が買ったから俺も買おう』という人が続出して結果的に株価が高まるのでは」とそれっぽく触れていました。
つまり、バフェット銘柄を全部買ってみれば良いのです。
などなど買い向かうタイミングがくるまで妄想する日々です。
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