年間購読していた「プレジデント」の更新はやめました。当初は単発で買っていましたが「勉強になるかも」と思い切って年間購読を申し込みましたが、半年くらい過ぎた辺りから殆ど読まなくなりました。届いて、開封して、ぱらぱらと斜め読みして数分後には本箱行きです。最初は「株式投資に役に立つかも」と思っていたのですが、ビジネスマン向けの雑学雑誌でした。広く浅くいろんことを記事にして、興味を持ったらそれぞれの専門書を買ってくださいという雰囲気です。つまり、興味が持てる記事に当たる確率が低ければ、年間購読は無駄なのです。
ということで、「週刊東洋経済」と「週刊ダイヤモンド」でそれぞれ株式投資に役に立ちそうなものだけ買うことにしています。さて今回ポチしたのは…
5年後の業界地図 (週刊ダイヤモンド 2022年 7/9号)
注目13業種を徹底分析! 株価・給料・再編 5年後の業界地図
ITベンダー、電子部品、精密機器、半導体、不動産&住宅、外食、小売り、金融、総合商社、運輸、SaaS、医療IT、医療機器、医薬品
ページ数とコストの関係なのか、残念ながら東証の業種区分ごとに全て分析というわけではありません。ただ、実際に自分が持っている銘柄が上記の分類の中にあるのなら、必見です。
これから何を買おうかなという段階なら、難しいことは考えずに「5年後に期待」リストに掲載されている銘柄の中からいくつかピックアップして、四季報などでもう少し分析してみると良いです。私が「買ったことがある」「今も持ってる」銘柄がいくつは掲載されているので、それらの選択は間違っていなかったようです。
気になるデータがこれです。成長している企業なら社員の給料も上がっていくはずですが、無理に労務費を上げると利益を圧迫します。利益を上げて給料を上げるが正しい流れですので、仮に利益はどんどん増えているのに社員の給料は全く増えない企業は将来性を疑ってしまいます。
アフターコロナ銘柄の最有力候補は「外食」の中にありそうですが、記事を読む限り外食銘柄を買うのを躊躇います。
もうひとつが「小売り」です。ここは将来性が高い銘柄については既に株価も高まっているので、出遅れ銘柄を狙いたいところです。しかし、記事にある良品計画はMSCI外しで損切していて、この先は確実にスイング銘柄になってしまうため、業績が本当に伸びていくのか、それが明白になってから買った方が良さそうです。ドン・キホーテのパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが要注目銘柄らしいので、購入予定リストに入れておいて買いのタイミングを待ちます。
カテゴリ : 書籍など
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