株ゲーム第二章「米国株の個別銘柄で遊ぶ」は思いのほか難易度が高いです。日本株も「なんじゃこりゃ」の連続でしたが、米国株はその10倍速で「なんじゃこりゃ」がやってきます。日本株が平均して月に1回ペースだとしたら、米国株は月に10回です。ざっくりと週の半ばに1回、週の初めか終わりに1回といった具合です。
年明けからの下落相場は止まらないわけですので、米国株に関わらないほうが正解です。しかし、ゲームは参加しなければ面白くなく、経験しなければ学ぶこともできません。実際に売買してこそ分かることもあります。
さて、以下が4月からの爆損リストです。軍資金12000ドル程度の運用で、既に1272ドルの損失です。
最初は初心者らしく有名、人気銘柄をポチポチ買い漁って4月の爆下げで売り減らし。米国株四季報を参考に5月の1か月間で高配当銘柄に総入れ替え。ところが再び爆下げ相場になり高配当銘柄も投げ売り状態。大きく下げられた銘柄を残してあまり下げていない銘柄を売却。大きく下げられた銘柄ならここからは下げられないはずと思い込んで買い増し。ところがところが下げが止まらず。9銘柄に厳選してそれらを株数を増やす。哀しいことに狙い撃ちされたように投げ売り。ブチ切れて、最初に買ったように1銘柄あたりの株数を増やさず、ひたすら銘柄を増やすことに専念。
そしてそして…
結局、最後まで残していた株数が多い銘柄が叩き売られて含み損が爆発。残念ながら再び損切祭り。
嵐の中に飛び込んで、何度も弾き返されたという雰囲気です。順張り派が多数を占める米国株市場は「トレンドフォロー」が鉄則ということのようです。株式投資本に書かれている売買のノウハウは米国株市場でこそ通用するのかもしれません。
ということで、現在の米国株のリストです。プラスになっている銘柄が多いことが分かります。オリンジ色マーカーの銘柄は5月末からの持ち越し銘柄です。グリーン色マーカーの銘柄は6月前半で手仕舞い後に最近買いなおした銘柄です。その他は4月、5月に手仕舞いして6月後半で買いなおした銘柄が多いです。
ぱっと見で分かりますが、手仕舞いせずに持ち越している銘柄の下落率が酷いです。これらを昨夜になってからようやく売り減らししました。
米国株の場合は、下落銘柄はどこまでも下落するため早めに諦める必要がありそうです。
カテゴリ : あれこれ
タグ :
