思い付きで新規銘柄を買うと高確率で失敗します。過去に買ったことがある銘柄も「あっ安くなった!」勢いだけでポチした場合の勝率は半々です。
買い増しとか買いなおし銘柄の場合は「会社四季報」でフィルタリングしています。「業績が良くなるはず」となっていれば、下落時に買い向かっても大けがすることは殆どありません。(※ゼロではないです)
新規購入候補をどれにするのか。これについては、老舗月刊誌「株主手帳」と「投資手帖」を大いに参考にしています。大々的に取り上げられている銘柄の中で、まだ株価が上昇していなくて、今後の業績に期待できる銘柄をピックアップしておいて、「日本株が叩き売られる」タイミングで買っていきます。要するに個別銘柄に関係なく叩き売られるタイミングが買い場です。
新たな趣味を求めてガーデニングを始めたので、関連銘柄「タカショー」を100株買ったのが4月27日ですが、四半期決算を見る限り「これなら叩き売られることはなく現状維持かな」と安心していると、なぜかPTSで急騰しています。「ここまで上がる理由は何なんだろう」と考えても無駄ですので、「当たりを引いて良かった」と思うことにしています。特別な理由などなくても急騰したり急落するのです。要するに明確な「特別な理由」が何なのかは素人には分からないのです。「自社株買い」ですらどこまで影響するのか予測できないのが相場というものです。
さて、株ゲームで昨日までに112銘柄買ってきました。「買い増し」とか「手仕舞い後に買いなおし」を除いて、最初に買った100株をそのままコレクションとして持ち続けていたらどうだったのか。
購入額は12,707,340円、含み損益はマイナス80,201円となります。騰落率は、-16%超が19銘柄、-16%から-8%が17銘柄、+8%から+16%が11銘柄、+16%超が12銘柄です。昨年の7月までに買った銘柄の成績が良くないです。そして年明けの2月後半から3月下旬までに買った銘柄もイマイチです。
では、「買い増し」とか「手仕舞い後に買いなおし」で一番最後に買った株価ならどうなのでしょうか。該当するのは80銘柄です。
購入額は8,791,620円、含み損益は驚きのプラス917,247円となります。騰落率は、-16%超が3銘柄、-16%から-8%が2銘柄、+8%から+16%が13銘柄、+16%超が24銘柄です。かなりの好成績になります。
このようなPFなら含み損が大きい銘柄をバッサリと諦めることができ、その場合の含み益はプラス1,016,986円になります。あとは何もせずに配当金を貰っておけば良いとなります。
結局のところ、事前に購入候補を数多く挙げておいて、「全銘柄叩き売り」のタイミングで買っておけば良いとなりますね。
では実際に売却した時の利益率はどうなのでしょうか。
ETFを除いた売りの回数は557回ですが、プラス16%超になったのは僅か7回だけでした。これはナンピン買いで平均取得単価を下げてからの急上昇相場での売りです。「買い増し買い増し」とか「買って売って買って売って」の繰り返しだと「どの分を売ったのか」が分からないため、含み損銘柄は手仕舞いしてから買いなおして急上昇相場で売った場合にどうだったのか不明です。
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