株ゲームを始めたのが昨年の2月15日です。当時は「そろそろコロナも収まるからアフターコロナを考えて株を買っておくか」と考えて、「コロナが収まったら」を前提にポチポチと16銘柄買いました。
いっこうにコロナは収まらず、買った銘柄は急落したり少し戻したりという繰り返しでしたが、すぐに「株ゲームは売買しなくては面白くない」と気が付いてあれこれ入れ替えてきました。その数は112銘柄です。
112銘柄も買えばTOPIXと殆ど同じ動きになるので、某氏に言わせると「ETF買えば」となりますが、自分で選んでこそ株ゲームなのです。それと、ETFの配当金は少ないので、買うなら高配当銘柄にしておけば、株価が少し下がっても配当を貰いながら耐えることができます。そして、耐えている間に「自社株買い発動からの爆上げ」というヤマダHDの事例もあるので、「忍耐の先にあるのは大きな利益」という希望もあります。
最近の日経平均は26000から27000までのスイング相場になっているため、下落時に配当銘柄を買っておいて、小遣い稼ぎでベアとブルで遊ぶのが平和です。26000辺りまで下がればベアでコツコツと利益を得ながら配当銘柄を買い増していきます。26000を割るならブルを買って、26500を超え始めたら少しずつブル売りながらベアを買っていきます。27000を超えたらベアを多めに買います。
さて、バブル崩壊後に長らく低迷していた日本株(日経平均)がようやく30000円を超えた日が偶然にも一番最初に株を買った日だったので、買った直後から含み損でした。日経平均、TOPIX、最初の16銘柄、全112銘柄の推移をグラフにしてみました。「最初の16銘柄」と「全112銘柄」は難しい係数など使わずに単純に100株の合計です。TOPIXも含めて基点の数値が日経平均と同じになるようにしてあります。
日経平均だけ下がったまま戻ってこないことが、ぱっと見ですぐに分かります。株価が大きく動く銘柄については「年初来高値」、「年初来安値」という表現が使われるので、2022年1月4日からの推移もグラフにしました。
面白いことに昨年の3月上旬までに買った「アフターコロナ銘柄のつもり」が本当に「アフターコロナ銘柄」らしく上昇しています。あれこれ買った112銘柄は上がって下がって上がって少し下がって横々の推移ですので、大外れを引いていません。日経平均、TOPIXは殆ど同じ動きで、年明けの下落時の差がそのまま継続中です。
ぱっと見で、最初に買った16銘柄が一番成績が良さそうですが、売らずに持ち続けていたらどうだったのか。16銘柄揃った2021年3月5日時点の含み益と2022年5月23日時点の含み益を比べてみます。
何を買ってもプラスになっていた時期でしたので、2021年3月5日時点の含み益は18,900円です。荒れ相場の現在は-74,200円です。株価は2021年4月の下落から一度も戻っていないため、1年以上ずっと「含み損」を抱えていたことになり「株なんて買うんじゃなかった」となっていそうです。
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