「米国株の個別銘柄で株ゲームやるならこの3冊があれば十分」の3冊目をポチしました。あくまでも読み終わった感想で「この3冊があれば十分」です。これから始める人には今回ポチした書籍が1冊目に該当します。
バカでも稼げる 「米国株」高配当投資 (著)バフェット太郎
米国株投資なんて、スタバでフラペチーノを飲むくらいカンタン!
本書は、英語力ゼロ・投資知識ゼロでも元手10万円から始められる超シンプルな米国株投資の本です。
「アメリカの株式投資か、なんか難しそう! 」「英語できないしなー」「日本株のほうが親しみ持てるよ」
米国株、と聞いて難しいイメージを持った方はちょっと待ってください。
そりゃ、ニューズウィークとかNYタイムズとかを本国から取り寄せて、これから爆発的に成長するアメリカ企業に投資するのは至難のわざです。
でも、コカコーラやP&Gなど何十年連続で「高配当」を実施している優良企業に分散投資することは誰でもできます。
そして配当投資をするなら日本ではなくアメリカ。これはもうゼッタイ!
なぜなら25年連続で増配を繰り返す企業は米国100社以上に対し、日本は花王の1社のみだからです。
長期保有が前提なので、著者のバフェット太郎さんはサラリーマンながら、たった月3分のチェックで、2年で純利益1000万円を稼ぐことができました。
株のど素人はもちろん、多忙な会社員や、米国株に投資しているものの負け続ける中級者まで、幅広くオススメできる1冊です。
序章 庶民がお金持ちになれるたった一つの方法
第1章 本当は死ぬほど簡単な米国株投資
第2章 米国株が最強すぎる理由を挙げたみた
第3章 金が金を生む配当マネー・マシン その作り方
第4章 ど素人投資家への正しい投資の技法
著者の紹介文に『日本一アンチの多い米国株ブログ「バフェット太郎の秘密のポートフォリオ」の管理人』と書かれているため、あえて今まで避けてきました。
米国株のムック本を買ってみましたが「こんなの今までの上げ相場で儲けただけでしょ」と確信したため、「やっぱり米国株も高配当銘柄がいいな」と四季報を参考に4月後半から銘柄を入れ替えてきました。
それが正解なのかどうかを確認するための書籍が「バカでも稼げる米国株高配当投資」です。
「今までこれを買って儲けました」という類の内容ではありません。仮にそのような書籍なら途中で読むのをやめて投げ捨てます。
読み進めると「日本一アンチの多い」の理由も何となく分かってきます。人というものは自分が信じるものが正しいと思いたくなる生き物です。つまり、自分が正しいと思ってやっていることを全否定されると、たいていの人はキレます。投資に関しても人それぞれ最適解は違いますし、そもそも最適解などないのかもしれません。「過去のことは分かった。でも今はどうすべきか。来年とか再来年はどうすべきか」と考えていけば、今やっていることが絶対的に正しいとは言えないかもしれません。
よって、数多くある投資の中のひとつが「米国株高配当投資」ですので、それを踏まえてこの書籍を読めば大いに参考になります。
「米国株の個別銘柄で株ゲームやるならこの3冊があれば十分」の3冊とは以下の書籍です。順番も重要です。なお、「ある程度はいろいろと自分で実際に試したことがある」が前提になります。
1.バカでも稼げる米国株高配当投資
2.米国株の稼ぎ技196
3.米国会社四季報
「1」で「なぜ米国株高配当投資なのか」を理解します。「2」で「自分ルール」を作ります。「3」で「今が買い」の銘柄を探します。
さて、昨年からのブームなのか投資に関しての最適解が「全世界株投資信託を毎月買っていけば良い」となりつつあります。実はこれには重要な要素があることは明白なのですが、それが分かっていても目先の利益が気になって「やってみたけど元本割れが酷くて騙された気分」となる人が結構いると思います。たぶん、そうなっている人たちは「昨年から始めた人」のはずです。
30年以上も財形預金をやっても積み立てた元本に対して5%しか利息が付かなかった私から見れば、「財形預金やるくらいなら全世界株投資信託は魅力的」となりますが、それはあくまでも20年後、30年後まで何も考えずに積み立てていく場合です。
つまり「全世界株投資信託」というものはあくまでもこれから20年後、30年後のために積み立てていくものであって、1年後とか5年後までに増やしたいというものではありません。
ということで、私は昨年の7月から今年の2月まで全米株投資信託をポチポチ買って元本203万円で打ち止めしました。60歳に手が届きそうな年齢だと30年後どころか20年後など想定できません。定期預金替わりに5年くらい放置して、その時にプラスになっていれば全額引き出します。
「楽天証券のiSPEEDでポチポチと投資」にもいろいろな選択肢がありますが、「大損しないもの」という大前提をつけても選択肢は多いです。
「何をもって分散投資なのか」という点は人それぞれですので、決めつけはしません。
(1)全世界株、全米株の投資信託
既に打ち止めで完全放置ですので割愛します。
(2)日本株の個別銘柄
自分ルールを設定して、一銘柄につぎ込まずに数多くの銘柄を買っています。
(3)日本市場で買うことができるETF
投資信託は「全米株」でしたので、代わりに「全世界株」のETFをコツコツと買っています。「S&P500」と「ナスダック」のETFも買っていましたが、下落が止まらず、マイナスになる前に投げ売りしました。
(4)米市場の個別銘柄
2月28日から取り組んでいます。最初は初心者らしく有名どころの銘柄をあれこれ買いましたが、今は高配当銘柄を業種も分散させて買っています。
(5)米市場で買うことができるETF
一番新しい取り組みです。「バンガード・米株長期社債ETF」「Iシェアーズ優先株式&インカム証券ETF」「iシェアーズ・コア 米国高配当株 ETF」をコツコツと買い増しています。
選択肢はいろいろあります。偏った情報に流されずに自分に適した投資をしましょう。
カテゴリ : 書籍など
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