昨年3月の権利落ち後に買った銘柄は、微妙な含み損が消えずに1か月後に損切りしました、その反省から今年は「慌てて飛びつかないこと」「買う銘柄は事前に決めていたもの」の2点を守りたかったのですが…
結果的には「またやっちまった!!」でした。
昨年は権利落ちした翌週には日経平均が上昇する局面があったため、今年は「もし早めに買ってもナンピン買いしておいて、上昇局面で売り減らしすればいい」という甘い考えが失敗の元でした。
個別銘柄のコレクションみたいになっていますが、買ってきた銘柄数は全部で100です。97個目の「イーグル工業」、98個目の「中央発條」は最終権利日前に買って、99個目の「文化シャッター」は権利落ち後、100個目の「佐鳥電機」は5月が権利月ですので動かなくなったタイミングで買いました。
4銘柄の株価の推移です。
「イーグル工業」は権利落ち日で4%下げた辺りで動かなくなったため、そこで買い増し。翌日も少し下げて動かなくなったため買い増し。週明けに少し戻せば売り減らしのつもりでした。金曜日、週明けの月曜日も動かず、この辺りで停滞するのかなと甘く見ていると火曜日から落ちていきます。まさか10%も下げないだろうと権利落ちで9%下がったところで買い増しすると、これが大外れで、停滞していたのは騙しだったかのように転げ落ちていきました。4月12日時点でマイナス12%です。
「中央発條」は年間配当金と同額の下げが4月1日にあり、そこで買い増し。4月5日まで停滞していたため「まあここで踏ん張ってくれたらいいか」と油断していると4月6日からドコドコと落ち続けました。4月12日時点でマイナス13.7%です。ここも暴落です。
買うタイミングを逃していた「文化シャッター」は権利落ち後に想定していた980円で買いました。4月5日には996円まで上昇していたため「これは当たりを引いたかも」と喜んでいると、翌日からコロコロとじれったくなる落ち方をしています。「どうせ落ちるなら920で待つか」と待っていますが、マイナス7%前後で停滞しています。
そして、「佐鳥電機」は5月が権利月ですので、権利落ちとは無縁ゆえに連れ下げがあるのなら買っておこうと980で刺しておくと4月1日になってから979で約定。ここで嫌な気配を感じることができればいいのですが、翌日は上昇していたので「安く買えた」と勘違いして放置。4月5日からコロコロ落ちしています。5月の権利取りに向けて買い増ししてありますが、4月8日の買いはタイミングが早すぎました。
グラフを見る限り4月5日までは「権利取り後の動き」でしょうか。それ以降は“地合いの悪さ”によるものかもしれませんが、下げるならドカッと下げて反動で戻して欲しいものです。銘柄ごとに微妙にタイミングをずらして下げられると、身動きが取れません。
カテゴリ : あれこれ
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