株ゲームを始めた当初は初心者向けの雑誌や書籍を読んで「これを試してみよう」みたいな気軽な売買をしていました。最初の1か月間ほどは「毎日が楽しい」でしたが、2か月目、3か月目には「株つらい」となっていき、書籍も少しずつグレードアップさせていきました。
数多くの書籍を読んだ末の結論「テクニカルに関する情報は全く不要」に辿り着くまでには結構な日数を要しましたが、ふと「あれ？これって」と気が付きました。一番最初に読んだ株を始める前に読むべき「超初心者向けのムック本」そのものです。超初心者向けだと難しいことを書いても理解されないため、超ざっくりと「こうしておけばいい」と書かれています。しかし、実際に株を買ってみると「あれ？」となって、いろんな書籍を買っていろんなことを試して、たまたま上手くいくと「初心者向けの本はダメだな」と決めつけてしまいます。ところがさらにいろいろやってみると「あれ？あれ？あれ～」となって上手くいかなくなります。仕方なく“読むのが疲れる”本をたくさん読むようになると、「あっそういうことね」とぐるっと一周して最初の超初心者向けのアドバイスに戻ります。そこからは本来の投資に少しだけ近づくことができたような気がします。
さて、難しい本ばかり読むのも疲れるため、息抜きに最適な書籍をポチしました。(※Twitterで話題になっています)
株での負けを癒す脱力系コミック 株トイプー物語 投資の楽しさ・怖さ・勝てるコツが１からわかる！
著・画 いぬまん 解説 山崎 元
株式投資にまつわる「あるある」な悲喜こもごもを、トイプードル投資家を主人公にしたキュートな４コマ漫画やポエムに仕立てることで、「笑えて、ぞっとして、ためになる！」と大人気になったWEBコミックを初書籍化！
さくっと読めて、お気楽に笑えて、ドキッとできて、「転ばぬ先の杖」になる株式投資のコツを満載した４コマ漫画集！
１話ごとに、専門誌や類書が書かない株式投資の奥義を人気の経済評論家「山崎元」（楽天証券経済研究所客員研究員。）が解説！
プーちゃんが主人公のコミック部分で脱力しながら、楽しく株式投資の本質や、自分の感情との戦い方などを学べる、投資の初心者～熟練者にまでお薦めの一冊！
まさに「株初心者のあるある大事典」みたいな株初心者が必ず通る道が面白く可愛く描かれています。株ゲームを1年間くらいやってみると、作品に描かれていることの殆どを体験すると思います。読んでいて「あるある」「これこれ」「わかる」の連続です。
そして、山崎元氏の解説がぐさぐさ来ます。実は一番最初に読んだ「超初心者向けのムック本」は山崎氏が監修されたものです。「だから言ったでしょ」と山崎氏に言われている気分になるので、大いに反省です。
可愛いプーちゃんの四コマ漫画だけ見ると超ライトな投資関連本だと勘違いしますが、山崎氏の解説が株売買の本質ですので流さずにじっくり読みましょう。
まだ始めていない人には「こんなことは要注意」であり、1年間あれこれやってきた人には「ここが反省点」となる書籍です。
カテゴリ : 書籍など
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