大きく儲けるのではなく大損しないようにコツコツと稼ぐなら「業績重視のバリュー銘柄」を「現物&逆張り」で売買するのが今の荒れ相場にあっています。騙し上げが頻繁に起きるので、リアルタイムで売買できなければ順張りで挑むことは難しいです。
「含み損が爆増!!」は今回で5回目です。含み損があっという間に増えると精神的に悪いです。そのたびに熟睡できない日々になり「もうこのまま放置した方が良いんだろうか」と思うのですが、「現物&逆張り」なら「とにかく忍耐あるのみ!」で嵐が通り過ぎるのを待ちます。
さて先日の日記ネタ「下落相場で買い向かったけどタイミングが悪かった」をもう少し分析してみます。
ネタとしては含み損が爆増して「もうやめた!」と完全放置した場合にどうなっていたのか。
完全放置した銘柄の含み益が「157,366円」、この時の実現損益は「195,805円」ですので、合わせて「353,171円」。軍資金が約440万円ですので利回りは約8%ならまあまあでしょうか。ただ、このまま放置だと、この後は配当金だけになります。
完全放置した銘柄の含み益が「312,646円」、この時の実現損益は「575,572円」ですので、合わせて「888,218円」。軍資金は約940万円です。ここで見るべき数字は含み益が「-583,509円 → 312,646円」になっている点です。特に理由もなく大幅に下げられていた銘柄がシレッと戻して、ウクライナ危機でも暴落していません。
完全放置した銘柄の含み益が「205,397円」、この時の実現損益は「743,532円」ですので、合わせて「948,929円」。軍資金は約960万円です。11月の時に下落した銘柄を“やれやれ売り”して2月前半で売りやすい銘柄にトレードした結果です。まだ自動車関連銘柄を増やしていないので、この時点の銘柄をキープしていれば今頃は熟睡できる日々だったかもしれません。
※ベアとブルの損益を省いた数字です
そして現在の含み益が「-129,439円」、実現損益は「969,226円」ですので、合わせて「839,787円」。軍資金は約970万円です。
不思議なことに8月、11月、1月時点の銘柄をそのまま何もせずに放置していたら、それぞれ含み益はプラスになっていたはずという点です。
つまり、下落相場で「現物&逆張り」で買い向かうことによる副作用は「含み損が爆増!」です。それに耐えることができれば、次に上昇相場で利益を確保でき、その後の下落相場で買い向かって含み損が増え、そして忍耐の日々。
現在下落している業種を買ってひたすら我慢の日々を過ごせば、落ち着いたころにはそれらが反転上昇するので、その繰り返しです。その過程で「配当目的で買ったけど、どんな状況でも買値より下がらなかった」という銘柄を長期目的で持ち続け、安定株を合計で1000万円くらいで確保できれば、株ゲームも終了です。
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