分かりにくい米株は手出しせずに全米投資信託にしておけば良いと考えて、昨年の7月から買い増しして203万円になりました。初心者向け投資関連本にも必ず長期目線で考えて投資信託が推奨されています。署名人が書く書籍ほど投資信託が多いです。
なぜなのか。それは何も知らない初心者、特に自分でいろいろと考えずに「銀行に預けても増えないので他に良い方法はないの?」とアドバイスを求めるような人に、日本の個別銘柄を推奨して、それが下落して損した場合に「お勧めのやつを買って損した」と恨まれるからです。
何十年というスパンで見れば米株は上昇を続けているため、米株の投資信託をお勧めしておけば、短期的に下落していても「10年後、20年後、30年後を見て投資すれば良い」と過去の推移グラフを見せておけば、責任を追及されないからです。
で、短期的に投資信託を見た場合はどうなのか。正直言って大失敗です。3年後、5年後も怪しくなってきました。よくある「複利の効果」も配当金があるのかどうか分からないので怪しいです。
現在、元本割れしてますので、203万円で打ち止めです。そもそも私は定年間際の年齢になっているので、20年後まで放置するつもりはありません。
そこで米株も個別銘柄を買うことにしました。ただし、よくわかない企業を買う勇気はありませんので、NYダウ30銘柄を基本にプラスαの中から選びます。
2月28日から6営業日連続で少しずつ米株を買いました。日本株の時も16銘柄でスタートしたので、米株も16銘柄にしました。
なぜ個別銘柄が良いのか。単純に値上がりしなくても配当金があるからです。つまり、この先、しばらく株価が停滞していても配当金があれば「複利の効果」が見込めるからです。
楽天証券で米株の個別銘柄を買うことができますが、日本株と違って短期の売買は得策ではありません。
手数料は約定代金の0.495%
為替手数料は1ドルあたり25銭
つまり、株価を見て「今だポチ!」とやっても、支払額は指値そのものではないのです。
投資信託の説明に必ずある「ドルコスト平均法」は米株の個別銘柄をポチする時にこそ効果がありそうです。なぜならば、米株は1株ずつ買うことができ、平均すると1株を数千円程度で買うことができるからです。
さてスタートの16銘柄の企業情報です。
アップルは米国のIT機器大手。メディアデバイス、PC、スマートフォン、タブレット端末などのデザイン・製造・販売に従事。主要製品はMac、iPhone、iPad、iPod、Apple Watch、Apple TV、AirPodsなどの消費者製品で、iOSやiCloud、ApplePayなども展開。デジタルコンテンツやアプリも販売。本社所在地はカリフォルニア州。
ボーイングは米国大手の航空機メーカー。民間航空機部門は737、767、777、787型機を含む商業用ジェット機の製造や技術サポートを展開する。軍用機部門は「A160ハミングバード」や「AH-64アパッチ」など各種軍用機の製造や保守を行う。また通信ネットワークシステム、ミサイル防衛システム、有人宇宙飛行・着陸システムの開発、製造、サービスを展開する。
シスコ・システムズはIPベースのネットワーク製品と関連通信製品を世界的に展開する米国大手。主要製品はLANスイッチ、サービス統合型ルータ、WANルータ、セキュリティーアプライアンス・ソフトウエア、ワイヤレスを含むネットワーク製品、クラウド化製品、オンデマンドコンテンツの視聴可能なソフトウエア「Videoscape」などを含む。
ウォルト・ディズニーは米国の総合エンターテインメント企業。メディア部門ではABCテレビとその他8局に加え、「ESPN」、「ABCファミリー」などのケーブルチャンネル、ESPNラジオネットワーク、ラジオ局35局を運営。リゾート部門はフロリダ州で「ディズニー・ワールド」、カリフォルニア州で「ディズニー・リゾート」を所有。劇場映画やDVDの制作も行う。
ダウ・ケミカルは機能性・基礎化学品の米国大手メーカー。世界的に製造拠点と販売網を展開する。製品は家電、自動車、農業、化粧品、医薬品、建設、食品、電力など広範な業界に、約6,000種類の製品を提供し180カ国以上で販売される。主要製品は半導体研磨用スラリー、ラミネート接着剤、除草剤、殺虫剤、特殊潤滑油、ポリウレタンなど。
ゼネラル・ダイナミクスは米国の軍事用重機メーカー。中・大型軍用機や商用ジェット機の設計、開発、製造に従事。装甲車、戦車、重機関銃、迫撃砲の兵器のほか、潜水艦、水上艦、商船を扱う。また、戦術通信システム、無線・衛星通信システム、諜報・監視システム、システム統合なども提供。本社はバージニア州。
ホーム・デポはホームセンターチェーンの米国大手。各種建材、日曜大工用品、園芸用品を扱う。また、カーペット・床工事、キャビネット、キッチンカウンター、温水器、エアコンの据付工事などのサービスを提供。各店舗は全国ブランドのほか、「ビゴロ」、「エバービルト」、「ハンプトン・ベイ」、「ハスキー」、「リョービ」など自社・専売ブランドを扱う。
ヒューレット・パッカード・エンタープライズは米国大手のコンピュータ・IT企業。HPの分社化によりエンタープライズ事業に従事する。顧客のITシステムを最適化するため、サイバーセキュリティーやクラウド対応、モバイル対応などを提供。事業部門はエンタープライズ、ソフトウエア、企業顧客サービス、金融サービスと投資から構成。本社はカリフォルニア州。
IBM(インターナショナル・ビジネス・マシンズ)は米国のIT大手企業。主にコンピュータ関連製品とITコンサルティング事業を展開する。事業はグローバル・テクノロジー・サービス、グローバル・ビジネス・サービス、ソフトウエア、システム、金融で構成される。また、IT業務の外部委託やソリューションの提供、システム・サーバーの販売などを手掛ける。
インテルは半導体チップ製造大手。ICとコンピューター技術を統合したプラットフォームを開発。主要製品はデスクトップパソコン、ノートパソコン、サーバー、ワークステーション、ストレージ用プロセッサー、チップセット、マザーボード、シャーシ、プロセッサーチップセット、ハードウエア・プラットフォーム、イーサネットコントローラー、Wi-Fi製品
コカ・コーラはノン・アルコール飲料の世界最大メーカー。ノン・アルコール飲料用濃縮液とシロップの製造と販売に従事する。同社ブランドは500種以上の炭酸飲料、ダイエット炭酸飲料、果汁飲料、紅茶、コーヒー、水、スポーツ飲料、エネルギー飲料と多岐にわたる。主要品名は「コカ・コーラ」、「ダイエット・コーク」、「パワーエイド」、「ダサニ」、「ミニッツ・メイド」など。
マクドナルドは米国の大手ファストフード・チェーン企業。主力のハンバーガーに加え、朝食メニュー、サラダ、コーヒーや清涼飲料、デザートなどを提供する。売上は直営店とフランチャイズ加盟店から成り、事業は米国、欧州、アジア太平洋・中東・アフリカの地域別部門で構成される。店舗数では「サブウェイ」に次ぎ世界2位。本社はイリノイ州オーク・ブロック。
スリーエムは米国の化学・電気素材メーカー。産業、生活、ヘルスケア分野で事業を展開する。産業・交通部門の主要製品はビニール、ポリエステル、フィルム製品など。ヘルスケア部門の主要製品は医療用テープ、創縫合製品など。オフィス・家庭向け製品は「スコッチ」粘着テープ、「ポスト・イット」粘着ふせん、ディスプレイ用資材などを展開。本社はミネソタ州。
メルクは米国の医薬品大手。医薬品、ワクチン、動物用医薬品、コンシューマーケア製品の発見、開発、製造、販売を行う。循環器・糖尿病、がん、骨・呼吸器、皮膚科・眼科、感染症、中枢神経、女性疾患の分野でブランドを展開。ペット用ワクチンや予防薬を提供。抗ヒスタミン剤「クラリトン」や便秘薬「ミララックス」などを扱う。
マイクロソフトは米国のソフトウエア大手。多様なコンピュータ向けにソフトウエアの開発、製造、ライセンス供与、サポートを展開。「ウィンドウズ」、サーバー、パソコン、OS、クライアントやサーバー環境向けアプリケーション、業務自動化・効率化アプリケーション、ソフトウエア開発ツールに加え、家庭用ビデオゲーム機器、タブレットを提供。本社はワシントン州。
ナイキは米国の大手スポーツ用品メーカー。ランニング、バスケットボール、サッカーなど各種スポーツ向けフットウエア、スポーツウエア、スポーツ関連製品を展開。また、「コール・ハーン」、「チャック・テイラー」、「コンバース」、「ハーレー」、「アンブロ」のブランド名でフットウエア、カジュアルウエア、スポーツウエアを展開。
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