★発売2カ月で7万部突破! 売れてます★
★【世界的話題作、ついに上陸】全世界累計100万部、43か国で刊行★
★【世界が絶賛】Amazon.comで1万件以上のレビュー★
★「ここ数年で最高かつ、最も独創的なお金の本」ウォール・ストリート・ジャーナル★
いかにも「売れています」という煽りには反応しないことにしていますが、『DIEWITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』の児島修氏が翻訳されているのなら、単なる煽り本ではなさそうということでポチしました。
サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット (著)モーガン・ハウセル (翻訳)児島 修
世界が絶賛！超話題のマネー本がついに上陸。破産した大富豪と10億円もの資産を築いた地味な清掃員。2人にあった違いとは？資産を築けない人の特徴、そしてお金を手にし続けるために大切なマインドセットを紹介する一冊。もうこれで、一生お金に困らない!
第１章 おかしな人は誰もいない
第２章 運とリスク
第３章 決して満足できない人たち
第４章 複利の魔法
第５章 裕福になること、裕福であり続けること
第６章 テールイベントの絶大な力
第７章 自由
第８章 高級車に乗る人のパラドックス
第９章 本当の富は見えない
第10章 貯金の価値
第11章 合理的＞数理的
第12章 サプライズ！
第13章 誤りの余地
第14章 あなたは変わる
第15章 この世に無料のものはない
第16章 市場のゲーム
第17章 悲観主義の誘惑
第18章 何でも信じてしまうとき
第19章 お金の真理
第20章 告白
投資関連本をあれこれ読む前にこの『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』を読むべきです。日本人が書かれている良書も数多くありますが、それらに書かれていることの殆どはこの書籍に書かれています。「富とは？」を本質的に解説しているので、例の『金持ち父さん貧乏父さん』とは対極にあります。正直言って『金持ち父さん貧乏父さん』は読むだけ無駄です。
大前提として、この書籍は投資云々に重きを置いていません。「考え方を少し変えることで富を築き上げることができますよ」という自己啓発本に近い内容です。
読みながら気になるキーワードをいくつかメモしました。
「ハードサイエスではなくソフトスキル」「生まれ育った時代と経験」「宝くじ」「労働環境」「ビルゲイツ 中学2年」「ロバートシラー 成功における運の正確な役割」「リスクと運はドッペルゲンガー」「これで十分」「足るを知る」「富の比較ゲームに参加しない」「黙ってじっと待て」「得ることと維持することは別物のスキル」「大きなリターンを得るよりも経済的に破綻しないことを目指す」「あらゆる計画でもっとも重要なのは計画通りに進まない可能性を踏まえて計画すること」「心理的リアクタンス」「高級品」「豊かさは目には見えない」「ウェルスとリッチ」「収入-エゴ＝貯蓄」「ファイナンスの答えは過去にはない」「9.11→学費ローン債務不履行率10.8%」「過去の名投資家の成功ルールは現代でも通用するのか」「歴史から学ぶは予測ではなく一般論」「サンクコスト」「自分でやってみるまではどんな仕事も簡単に見えるものだ」「代償 耐えること」「別のゲームをしている人たち」「楽観主義→たとえ途中で挫折することがあっても長期的に見れば良い結果が得られる確率が高いと信じることだ」「悲観主義→悲観的になるのは人間の本能であり不可避なものだから」「人類はリスクに適応するそれを忘れてはいけない」「安心して毎日を過ごせるを優先」
分厚い書籍ですので、いっきに読むのは疲れます。全部で20章あるので、少しずつ読んでも大丈夫ですが、できれば間を空けずに短期間で読み終えましょう。決して、その間に他の投資関連本を読まないように。
「投資で手っ取り早く稼いでさっさとリタイアしたい」と考える若者が増えているようですが、そのような人たちの考えを戒めるような内容になっています。まずはまじめに働いて、給与が上がるように努力して、無駄な浪費をやめて、コツコツ蓄えましょう。そして、十分に貯蓄できるようになったら、貯蓄の代わりに投資をします。決して資産を増やすことが最優先ではありません。
どちらかといえば「投資なんか興味はない」という人が読むと大いに参考になるかもしれません。つまり、この書籍に書かれていることを肝に銘じて人生を送れば、貯蓄でも十分に老後の資産を用意できます。
『サイコロジー・オブ・マネー 一生お金に困らない「富」のマインドセット』と『DIEWITH ZERO 人生が豊かになりすぎる究極のルール』はセットで読むべきだと思います。
カテゴリ : 書籍など
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