日本株は個別銘柄で売買していますが、長期目的で買っても短期間で売ってしまう割合が結構高いです。その最大に要因は日本株は大幅に上がったり下がったりして、買うタイミングを見誤ると長期目的で買った銘柄も含み損を抱えることになるからです。よって、ここが底値だろうと勇気を出して買い向かい、それ以降はその株価を割らない場合のみ持ち続けることにしてます。
日本株はアベノミクスで短期間で上昇した後、銘柄ごとにふるいを掛けられ、大きく下落したもの、維持しているもの、さらに上昇したものと分かれ、コロナショック後も不安定な動きをしています。バブル後からの推移を長期的に見れば株価は高まっていません。
そこで、初心者向けマネー誌の絶好のネタが米株です。長期的に見れば米株の上昇はとまっていません。アメリカの場合は株で資産を増やしている人が多いので、株価が下がっては困るのです。
ただし、米株の個別銘柄選びは日本株よりも難易度が高いです。「良く分からないので、マネー誌お勧めのやつをポチ!!」だと失敗の確率が高まります。それでも長期目的なら米株が良いのかな。
そこで、別の選択肢が「米株投信」です。上がり続けるのなら何も考えずに毎月ポチポチしていけば良いか…
2021年に入っても米株は絶好調です。「米株投信」も選択肢は多いのですが、楽天証券の「全米株式インデックス・ファンド」にしました。全米株式ならどこかの銘柄の動き次第で大幅に動くようなことを回避できるからです。
7月から1回あたり10万円ずつポチポチと買い始めました。日本株で含み損が出ている期間も米株投信がプラスになっていたため、「まっいいか」と気分よく追加ポチポチ。
11月の下落時も「ここは買い増し!!」と連続でポチポチポチポチ。これだけ買っておけばしばらくは安泰と油断していると、年明けから米株の下落が止まりません。1月末になると、ついに元本割れです。
あれ?11月の下落時にたくさん買ったのにおかしいなぁ。と今さら感全開ですが改めて米株の動きを調べてみました。「全米株式」の動きが分からないので「S&P500」です。
実は11月の下落はたいした下落ではなかったのです。ここで大量に買い増ししたことで、1月末の元本割れに繋がっています。
年明けからは「1回1万円で週に3回ポチ」と決めていましたが、1月の後半は多めにポチしました。
とりあえず、長期で見れば米株は上昇していくので、慌てずに見守っていくだけです。5年後、10年後に期待して。
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