単なる移行なら「東証一部 → プライム」「東証二部 → スタンダード」ですが、上場維持の基準を厳しくした“再編”ですので、自動的に格下げになったり、あえて格下げを選ぶ銘柄もあります。
コスト面などを考えてあえてスタンダードを選択した銘柄は、それが正しいと投資家が判断すれば株価暴落ということは無いのかもしれませんが、何も対策を取らずに格下げを受け入れる銘柄の市場評価はどうなるのでしょうか。
東証一部からスタンダード市場へ格下げになる銘柄数は344です。
詳細の資料が公表されています。
→上場会社による新市場区分の選択結果
とりあえず、格下げになる銘柄を抜粋して自分が持っている銘柄が含まれるのか大至急チェックしてみました。
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昨年の夏場は226前後で株価が安定していた「愛眼」ですが、秋以降は下がり続け現在は178で停滞しています。ナンピン買いの連続で100株で17800円の株なのに含み損が15800円になっています。そろそろ反転上昇することを期待しましたが、残念ながら“格下げ”銘柄になってしまいました。配当金ゼロですので、優待券目当てで100株だけ残して、いつ損切するのかという段階になっていますが、「3月まで待てば」という微かな望みを捨てきれません。「総額で見れば愛眼の500株は誤差の範囲」ということもあって、「まあ放置でいいか」となりますが、これが株ゲームを始めた当初なら毎日イライラしていたかもしれません。
ということで、持っている銘柄で格下げになるのは1銘柄だけですので、とりあえず一安心です。
ところで銘柄の市場価値を高めるのなら「松竹梅+グロース」の4段階にして、東証一部は竹にしておいて、竹の中から超優良銘柄のみ松に昇格させる方が良いような気がしますが、どうなんでしょうね。
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