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マンガ「株に恋して」

今さらですが「第二次安倍政権」は2012年12月からの7年8か月だったようです。今年の10月の選挙で某党の元党首が「株価が上がっただけだ」と主張していたので、先日株価の推移を見てみましたが、たしかに日経平均という数字だけ見ればその通りでしたが、個別銘柄で見れば該当しないものが多かったです。それでも、「株価は上がった」というのが一般的な評価になっています。

もう少し調べてみると、アベノミクスで株価が上がるようにしたことは事実で、民主党政権時代に低迷していた株価は「第二次安倍政権」になって僅か2年で劇的に回復。2013年、2014年ごろに出版された投資関連本には「株価高騰」と書かれているので、本当にそうだったようです。趣味に忙しくて、その辺のことには全く関心を持たず、あちこち出かけると「なんだかやたらと混むようになったな」という実感だけありました。

2010年から「ブロンプトンの旅」を始めて、2012年まではどこに行っても空いていて、宿も格安で選び放題でした。ところが2014年になると早めに確保する必要があり、日程組みは宿次第となっていました。2015年には有名どころの観光地はインバウンド客で混雑していて嫌になるほどでした。つまり、世の中は随分変わっていたのです。

趣味が変わると雑誌、書籍、漫画本も変わる傾向にありますが、最近は投資とか経済に関するものにシフトしました。ただ、「マンガで分かる〇〇〇」ではなく、投資ネタの漫画そのものがあまりにも少ないので、寂しいです。


新感覚投資コメディ 株に恋して

2013年11月発売の漫画本です。つまり「アベノミクス」で株価の上昇が始まったタイミングです。

買い物するたび株価が気になり、日経平均に一喜一憂、夢は株主優待生活。
リーマンショックで落ち込んで、アベノミクスで有頂天! !
投資家兼マンガ家が描く、抱腹絶倒ドタバタ投資劇。
ニュースサイト・Business Media誠にて、2009年から連載されてきた人気作品「カブ・ジェネレーション」、待望のコミックス刊行です。
株式投資の経験があれば誰でもクスリと笑える、あるあるネタが満載。
用語集や解説も掲載し、これから株をやろうという初心者にも楽しめる内容です。
「株ってむずかしそう! 」
「どの株を買えばいいの??」
こんな不安はどこかに捨てて、株ジャンキーのOL・あずさとはるかと一緒に、”株”に”恋”してみませんか?

序盤の作者と担当編集者のやりとりが意外に面白くて、駆け出し個人投資家の実際はこんな感じなんだろうなと伝わってきます。作者の体験談を面白おかしく大げさにした作品ですが、そこはマンガですので、登場人物は架空の個性あふれるメンバーです。


あるあるネタも満載ですので、株を始めた人なら誰しも通る道です。

全般的に暗いネタはいっさいなく、単純に面白いです。

作者はリーマンショックより前に株を始めて、コツコツ稼いでドカンと損失してという繰り返しでやってきて、リーマンショックで大損失。しばらく株から離れて、落ち着いたころに再開したところ、アベノミクスで損失を挽回中となっています。マンガもアベノミクス序盤で終わっているので、この後にどうなったのか分かりませんが、具体的に「結局、株を買うってどういうこと」を知るには最適な作品かもしれません。

カテゴリ : 書籍など



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ミニベロおやじの写楽です。フォトマスター検定1級。健康マスター。ダイエット検定1級。食生活アドバイザー3級。QC3級。FP3級。色彩検定3級。情報処理技術者試験1種。購入したデジカメは50台、自転車は11台。ブロンプトンで日本一周を達成、ブルベのSR達成。最近はデミオDで遊んでいます。雨の日は映画三昧。アウトドアも始めました。

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