2日連続の大幅な下落で含み損が驚きの50万円となった日に届いた「週刊ダイヤモンド」は先日の「ダイヤモンドZAI」と同様に「嫌味か!!」と思える記事です。冷静になれば買った銘柄が悪かったということですが…
週刊ダイヤモンド 2021年 12/4号
21年度上期決算実績は20年度が悪すぎたため、3業種を除けばV字回復しています。ところが、下期予想はコロナ禍がどうなるのか不明なため、ほぼ全ての企業が慎重な予想を出しています。四半期決算で好業績を発表しても株価が大きく下がった銘柄の多くは、この弱気予想が原因かもしれません。株価は「今」ではなく「将来」の値だそうです。
さて、「上位にランキングされている銘柄を買ったことがあるのか」という自己採点をしながら記事を読んでいきます。
下値不安が少ない増配成長株 → 保有銘柄ゼロ
初心者向けマネー誌にも書かれていることが、この雑誌にも書かれています。
配当狙いでも「利回りの高さ」や「増配実績」だけで選ぶのは避けた方がいい。高配当株の中には業績悪化により株価が下落し、結果として配当利回りが上昇しているケースが少なくないからだ。
配当目的で、買った銘柄がことごとく下落していった理由はまさにこれだったのかもしれません。少し株価が下がって「わーい、配当利回りが良くなったので買っちゃうぞ」と深く調べずにポチポチした結果、含み損が爆増中。単純に利回りだけで判断してはダメだという典型例です。
進捗率が高い上振れ期待株 → 8銘柄(現保有3銘柄)
株価は半年先の業績を織り込んで動く
掲載されている銘柄の中で、まだ株価が高まっていないものがあれば狙い目かもしれませんね。
「資源高で潤う」企業リスト → 6銘柄(現保有3銘柄)
「円高で株高になりやすい」銘柄リスト → 6銘柄(現保有4銘柄)
「短期売買の儲け最優先」の荒れ相場で業績を分析しても無駄だと思えますが、今はそういう時期であっても、嵐が収まれば業績相場になる可能性が高いため、長期的な目的で銘柄を選ぶための勉強は必要ですね。
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