先日の選挙では某党の当時の党首が声高に「アベノミクスは株価を上昇させて一部の富裕層に利益をもたらしただけだ」と言っていました。「老後のために投資をしましょう」と誘導しているわけですから株価は高まってくれなくては困ります。民主党時代の「株もダメ」に戻したいのでしょうか。
2月中旬から始めた株ゲームですが、9月まではいろいろあっても想定の範囲でした。しかし、先日も日記に書きましたが、10月からむちゃくちゃな動きをしていて「日経平均」があてになりません。
某党の当時の党首が言っていたように、このグラフだけ見れば「アベノミクス効果で株価はぐんぐん上昇している」と思えますが、いったいどういうことでしょうか。
「日経平均」、「TOPIX」、「最初に買った16銘柄」、「買ってきた82銘柄全て」がどのように推移しているのか比べてみたグラフです。「最初に買った16銘柄」と「日経平均」が連動しているのなら、日経平均は27500を割っているはずですが、29500辺りをうろうろしています。
そこで、現在保有している31銘柄をアベノミクスでどのくらい上昇したのか見てみます。
順調に上昇していたのは僅か3銘柄だけです。つまり、株価が全般的に上昇していたのは「コロナショック」からのリバウンドです。そのリバウンドそのものも異常な状態でしたので、リバウンドのリバウンドが起きていて、今のむちゃくちゃな状況にあるのかもしれません。
よって「アベノミクス効果で株価はぐんぐん上昇している」というのは、ざっくりと日経平均の数字だけで判断していたとなります。
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