2月と9月に高値を付けた日経平均の11月18日終値は29,598.66円です。私の株ゲームのスタート日(始めて株を買った日)は2月16日ですが、その時の日経平均は30,467.75円です。日経平均の2月16日と11月18日を比べるとマイナス869.09円、率にして-2.85%です。
日経平均が27,500円辺りまで下がってくると、普段はあまり取り上げないようなニュース番組でも、いろいろと騒がしくなってきますが、29000円以上をキープしていると、あまり世間からは気にされないようです。
私が買ってきた銘柄も日経平均が28,500円以上あれば「まあまあ良い感じ」で、27,500円を切ると「なんじゃこりゃ!!」となっていましたが、10月辺りから様子が劇的に変わって、今となっては日に日に「なんじゃこりゃ!!」が強くなっています。
正直言って「日経平均って本当に正しいのか?」と疑いたくなるレベルです。ならばもう一つの株価指標であるTOPIXはどうだろうかと調べてみると…
なんと!! TOPIXはプラス3.58%です。
「日経平均」「TOPIX」「私が最初に買った16銘柄」「私が買ってきた80銘柄」の推移をグラフにしてみると、なんだかプロ野球の順位変動みたいなグラフになりました。
私が買った銘柄は5月上旬までは良い感じでしたが、6月に入るとTOPIXに抜かれています。TOPIXはぐんぐん上旬していきました。私の銘柄は日経平均と同じような動きをしながらも日経平均には勝っていました。ところが10月から日経平均が上昇に転じても私の銘柄はひたすら下降していきます。まるで今年のジャイアンツの成績のような落ちっぷりです。
どの銘柄が足を引っ張っているのか80銘柄をリストにしました。日経平均銘柄なのかTOPIX銘柄なのか分かるようにしてあります。
色塗りしてあるのが保有している銘柄ですが、殆どがマイナスになっています。好調なのは自動車だけでしょうか。
銘柄別で眺めても結局どうなのか分かりません。そこで80銘柄を集計してみると…
日経平均の225銘柄に含まれている銘柄だけにしておけばマイナス4.12%で済んでいます。ところがプラスになっているはずのTOPIX銘柄がマイナス7.58%です。どちらでもない銘柄、つまり不人気銘柄だとマイナス6.02%。
ここまでなら迷ったら日経平均の銘柄を買っておけば良いということになります。
そろそろ短期売買も疲れてきたので、長期保有のために優待や配当で選んだ銘柄を10月に入っていっきに増やしました。現在保有している銘柄のみ集計するとマイナス9.09%です。一番成績が悪いです。
現在の保有銘柄を仮に2月16日時点で株数を無視して単純に800万円分買っていたとすると、11月18日時点で726,773円のマイナスになってしまいます。実際の現在の含み益はマイナス20万円ですので、安くなってから買った効果とも言えますが、それが意外な罠でした。
「長期保有目的なら安くなってから買えばいいか」「今年に入ってからの推移を見ればこの株価で欲しいな」「想定した株価になったので買っておくかポチッ」が殆どです。
ところが買付した直後から下落がとまりません。ナンピン買いして少し戻したところで売却して、また落ちてきたらナンピン買い、少し戻したら売却、ところがドカドカと下げられて手出し無用。
結局のところ、10月に入ってから「安くなったので長期保有目的で買っておくか」とあれこれ大量に買ったことが、「日経平均との乖離が酷くなった」理由でした。
さてこれからどうすれば良いのでしょうか。日経平均銘柄とそれ以外を分けて保有銘柄を集計してみました。
結論は明らかです。長期保有目的で買うなら日経平均銘柄にしておけとなりました。
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