今年の2月、日経平均が久しぶりに30000円を超えたタイミングで株を買ったため、今思えば「始めるのが1ヶ月遅い」でしたが、なんとなくイケイケドンドンのような雰囲気があったので、まずは株ゲームを始めることを優先しました。
株ゲームのスタート時の銘柄
・キリンHD
・コメダホールディングス
・さくらインターネット
・中京医薬品
・AOKIホールディングス
・中京銀行
・ANAホールディングス
・サガミホールディングス
・シュッピン
・フタバ産業
・マツダ
・セブン銀行
・中部電力
・カルビー
・名古屋鉄道
・アトム
選んだ理由1
2月末時点で「そろそろコロナ禍も収まるかも」という雰囲気があったため、まずはアフターコロナ銘柄をいくつか選びました。3月の緊急事態宣言解除後に感染拡大という結果になり、思惑は大外れでした。
選んだ理由2
馴染みがある企業からいくつか選びました。
初心者向けマネー誌をいくつか買いましたが「買った株はそのまま持ち続け、配当金や株主優待を貰えば良い」と必ず書かれています。「株価が下がっても、ほかっておけば戻るので気にする必要はない」が前提にあります。
その前提が正しいのかスタート時の16銘柄の含み損益の推移を確認します。スタート時点は「もちろんゼロです」と言いたいのですが、買うタイミングを知らずに買ったため、買ったその日にマイナスになる銘柄が多く、厳密にはマイナスで始まっています。
「軍資金は200万円まで」という自分ルールで始めたため、3月前半で既に売買していますが、頻度が少ないため、3月中旬までは売買していなかった場合とあまり損益の差はありません。3月中旬以降は頻繁に売買しているため差は大きいですが、以下は「買った株をそのまま放置した場合」の含み益の推移です。
3月19日には含み益が16万円を超えています。このころは初心者にありがちな「毎日が楽しくて仕方がない」状態でした。
3月24日に大きく下がります。「うわっこのまま下がるのか!」と不安になりましたが、すぐに少し戻りやれやれ。
実際の株ゲームは、権利確定日以降の動きがまったくわかっていなくて、3月下旬に思い付きで売買したことが完全に裏目に出て、毎日眠れない日々を1ヶ月以上送りましたが、それはおいといて16銘柄の動きです。
3月末からの下落が止まりません。連続3日間の大きな下落で4月21日はマイナス9万円です。そこが底だったのか決算発表に向けて上昇。
ところが5月13日に大きく下げます。初心者ゆえに「株価が戻るなんてありえない!!」と間違いなく思います。ここでゲームを諦めると配当金で少し相殺させてもマイナス12万円ですので、結構大きな金額の勉強代になります。
諦めずに我慢した場合、6月入ると急上昇して「もう少しで戻るかも」という位置でヨコヨコです。ところが6月18日からスイングしながら下落が止まりません。8月20日にはマイナス18万円です。
そこを乗り越えると上昇気流の乗って上げが止まりません。9月14日にはマイナス4万円まで回復。ところが…
という推移です。
株価が2000円を超えている銘柄は動きが大きすぎるので、2000円未満の銘柄だけで追っていくと、9月14日時点で株価は完全に戻っています。日経平均が30000円を超えた日ですので、業種を分散させていれば、日経平均と同じような動きをするのは当然かもしれません。
ということで、大ハズレな銘柄を選ばなければ、半年我慢すれば株価は戻るかもしれないという振り返りでしたが、日経平均が30000円を超えた時に買った銘柄は正直言って“高値掴み”ですので、放置せずにスイングさせながら平均取得単価を下げていく必要があります。そうしなければ、含み益が常にマイナスになっていて精神的にあまりよくありません。
なお、最初に買った株の中で残してあるのは、「セブン銀行 100株(NISA枠)」だけです。何度も買い直ししている銘柄もあります。「セブン銀行」も買い増した分を全て売却しています。限られた軍資金でやりくりする株ゲームだと「買ったまま放置」ができません。
カテゴリ : あれこれ
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