株ゲームを始める前に読むべき書籍が大量にあったわけですが、実際に始めてみないと現実味がないというか理解できないことがらが多かったと思います。
これは6月15日発売の書籍です。
投資で利益を出している人たちが大事にしている45の教え/市川雄一郎/グローバルファイナンシャルスクール
「投資には勉強が必要だ。この本には投資のエッセンスが凝縮されている! 」
――ジム・ロジャーズ
◇「債券が株よりも安全」は必ずしも正しくない
◇「分散投資がいい」は思い込みかもしれない
◇株価は常に間違える、だから無視して構わない
◇投資の判断材料は身のまわりに転がっている
◇生涯5億円必要なら、1億円をつくればいい
知ってはいても解ってなかった「目からうろこ」の知識が満載
目次
1.あなたは既にほぼ全財産を投資している?
2.「投資」とは何か――ギャンブルと投資の大きな違い
3.予想を絶対に外さない魔法の方法
4.騙されやすい人には2つのタイプがある
5.楽をして儲かるが続くことは絶対にない!
6.じゃんけん大会の優勝者を信用してはいけない
7.金融機関の営業担当者は「投資の先生」ではない!
8.金融機関の販売(売れ筋)ランキングは無視する
9.「投資は労働」だと思えばうまくいく
10.素人が大きな資産を作る「勝利の方程式」はこれひとつ!
11.複利効果の本当の意味
12.投資対象は株式、債券、不動産の3つだけでいい
13.投資の出発点は「資本主義とは何か」を理解すること
14.投資対象を選ぶ時は、必ずリターンを「年利」に換算する
15.「見た目のリターン」に目を奪われてはいけない!
16.超低金利時代ならではの、ローンという“魔法の杖”
17.「債券が株よりも安心」は必ずしも正しくない
18.「分散投資がいい」は思い込みかもしれない
19.資産運用に入れ忘れがちな「自分自身」への投資
20.投資対象を決める時は「ストライクゾーン理論」で考える
21.投資の勉強法は「大量インプット法」あるのみ!
他
そもそも投資とは何なのかという話ですが、投資の本質とか心構えなどがいろんな角度から解説しています。読み終えれば、手っ取り早く信用取引で大儲けしよう(大損する可能性もあり)を考えを全否定していることが分かります。
初心者向けマネー誌などを読んで「投資」に興味を持った人が、どれかに大金をつぎ込む前に読むべき参考書という位置づけにあります。
デイトレなどに1000人挑めば1人くらいは大儲けするかもしれませんが、たまたまその人が上手くいっただけでその人のやり方が万人に通用するとは限りません。10000人くらい挑めば何人かは1憶とか10憶稼ぐ人が現れるかもしれませんが、その陰にはその分だけ損している人がいるわけです。
“賭け事”に勝った人が書いた書籍やセミナーを信じて挑むのは、あくまでも賭け事であって投資ではないことを改めて考えさせられる書籍です。
カテゴリ : 書籍など
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