コスモス撮影にはJPEG撮って出しで奇麗な「X-T4」が適していますが、「X-T4 + レンズ1本」の場合は「コスモスだけ」と割り切る必要があります。「もしかしたら」でなく確実に撮るものが多いなら「E-M1 MarkIII」と「E-M1X」の2台体制でレンズもたくさん持っていきます。しかし、長時間歩く場合は大量に持ち歩くのはほぼ不可能です。
花と野鳥のどちらの割合が多いのか。後者なら「P950」の出番ですが、ふとそういえば…
「80点主義と割り切れば、これさえあればOK」という立ち位置にあるオールラウンダーカメラ「RX10M4」の存在を思い出しました。
ということで、今回は久しぶりに「RX10M4」の出番です。
10月22日
まずは1週間前に見に行ったコスモス畑です。昨年までとは品種が違うのか、今年は背が低いコスモスです。コスモス迷路ですが、迷路ぽくないですね。
青空なら楽しめるのですが、今年は満開&晴天とはなりませんでした。
「RX10M4」はマクロ撮影ぽい超接近撮影ができませんが、普通に撮るには問題ありません。
いちおう例年通りファミリー向けの撮影ポイントが用意されています。
モズ♂が元気よく鳴いています。※ピクセル等倍切り出し
「RX10M4」のテレ端は換算600mm相当ですので、野鳥撮影には望遠側が足りませんが、トリミングしても十分に実用的です。
ミラーワールド
もう一枚。「RX10M4」はRAWモードでも高速連写が可能ですので、ひたすら連写してベストの一枚を選びます。
いつものカワセミですが、今日は池には戻らず、この1カットだけでした。※ピクセル等倍切り出し
ちょうど良い場所にサギがいました。列車が通過するまで逃げないことを祈りながらカメラを構えました。
ここは先週が満開かと思いましたが、散ることなく今日も満開状態です。
あれこれ構図を探すには換算24mm~600mmの「RX10M4」は便利です。換算300mm相当で狙った一番いい感じになる構図です。
青空だったらいい感じになりそうな構図探し。
ということで、撮る構図が決まっていないなら「RX10M4」が一番良い選択肢かもしれないと改めて感じた撮影散歩でした。