2022年10月3日

「Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount」で秋バラを撮る

近所の散歩コースで同じ被写体相手に「Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount」を試しても面白みに欠けるため、とりあえずいつでも何か咲いている豊田市「西山公園」に行くことにしました。

撮影機材
・FUJIFILM X-T4
・Voigtlander NOKTON 23mm F1.2 Aspherical X-mount

10月7日


平日なら空いていると決めつけて訪問しましたが、なんと駐車場は満車状態です。隅々まで探して辛うじて1台分空いていて助かりました。何かのイベントなのか分かりませんが見た目が50代、60代の女性が大勢で何か園芸のことを学んでいるようです。


ここの温室のスイレンは1年中咲いているような気がしますが、気のせいでしょうか。

今回のピクセル等倍切り出しはJPEG撮って出しとRAW現像で比較します。RAW現像でシャープネスを+1にしてあります。


絞りf/2.0 JPEG撮って出し


絞りf/2.0 RAW現像

もしかしたらJPEG撮って出しだからホワホワするのかと思いましたが、RAW現像しても違いが分かりません。


ならば遠景はどうなんでしょう。


絞りf/2.0 JPEG撮って出し


絞りf/2.0 RAW現像

こちらも全く変わりません。


2~3mほどの距離にある人工物ならどうでしょうか。


絞りf/4.0 JPEG撮って出し


絞りf/4.0 RAW現像

JPEG撮って出しで問題ありません。


秋バラは10月中旬から下旬が見頃になりますが、既に咲いています。品種によっては既に萎れているため、秋バラにも早咲きの品種があるのかもしれません。


ぱっと見は「全然咲いていない」ですが、早めに咲くのが全体の3割程度なのかもしれません。


このケースでは10カットほど撮ってみましたが、なぜか上手くいきません。手振れするようなシャッター速度でもないのですが、ゆっくり動いている虫が被写体ブレの原因でしょうか。じっとしてくれません。


透過光狙いの一枚。


絞りf/4.0 JPEG撮って出し


絞りf/4.0 RAW現像

つぶれずに細かいところまで写っているので、シャープ感が欲しければ、レタッチでシャープネスを掛ければ良いのでは?となりますね。安いレンズだと解像していないので、レタッチでごまかすことはできません。


昨年は「10月16日」が咲き始めでしたので、例年通りなら22日、23日がねらい目でしょうか。