今回も隙間時間を狙って「FUJIFILM X-T4 + XF16-80mm」の試し撮りです。雨が降り出しそうな空模様ですので、撮影地はいつもの「花遊庭」です。
撮影機材
・FUJIFILM X-T4
・XF16-80mmF4 R OIS WR
フィルムシミュレーションモードは「Velvia/ビビッド」です。FUJIFILM機はJPEG撮ってだしに価値があるので、掲載の写真はJPEG撮ってだしです。
ワイド端のスナップ撮影だと「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」と似たような描写です。カリッカリというわけではありません。
AFが速いようで、連写を使わなくてもカシャカシャと快適に撮ることができます。
50%リサイズ後にトリミング。カラスの羽は黒ではなく少し青み掛かっていますが、その青を綺麗に表現しています。これだけでFUJIFILM機を使う価値があります。
テレ端です。たまたまなのか何かしらの条件なのか、ここは妙に描写が甘いです。オリンパス機ならハッキリクッキリ写ります。
手振れ補正の確認。換算120mm相当で1/30秒。もう少しスローシャッターにしてみないと効果が分かりませんが、手振れ補正未搭載だと確実に手振れします。
ワイド端。実物より妙に緑が綺麗です。
テレ端。まさにフジカラーマジック!という雰囲気がします。
背景ボケも綺麗。
換算39mmの絞りf/4だと手前があまりボケないので、やはり明るい単焦点レンズが欲しくなります。
この微妙な色合いを綺麗に出すのは意外に難しいのですが、「X-T4」ならサクッと簡単に描写します。
ピクセル等倍切り出し。「FUJIFILM機はピクセル等倍でチェックすることに意味がない」というようにハッキリクッキリカッチカチを求めてはダメです。それでも「X-T20 + XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」のようなモヤモヤが出ていない点はさすがにグレードの差を感じます。
最後にMFでガチピンを狙ってみましたが、F4通しのズームレンズでは正直言ってピントの山がさっぱり分かりません。明るい単焦点レンズで試してみるしかないですね。
今日はここまで。