2021年6月20日

トラベルレンズ「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」を昼の散歩で試す後編

梅雨時なら昼の散歩も雨中撮影になるかと期待していましたが、あまり雨が降りません。前編ではそこそこ雨中撮影を楽しめましたが、後編には雨がありません。

ドピカン晴れならそれ相応の試し撮りもできますが、結構中途半端な「雲が多い晴れ」ですので、雲の隙間から青空を眺める日々です。


f/6.3,1/800秒,ISO200,補正なし,200mm

キレッキレッのレンズなら細かい傷もハッキリクッキリ写りますが、ピクセル等倍で見ると傷は写っていますが、「写っている」程度です。


f/3.5,1/2000秒,ISO200,-0.3補正,12mm

昨年のレンズテストで何度も撮った鳥居です。


ピクセル等倍切り出し。超便利ズームのワイド端の開放絞りでここまで写るなら十分に合格点です。他社製の換算200mm程度までの便利ズームはもっと酷いです。


f/4.7,1/640秒,ISO200,-0.7補正,25mm

標準域の写りはどうでしょうか。


ピクセル等倍切り出し。「まあこんなものかな」レベルでしょうか。とりあえず広角から標準域までは大丈夫そうです。


f/6.2,1/1000秒,ISO200,-0.7補正,94mm


ピクセル等倍切り出し。ちょっと中途半端になりましたが換算188mm相当です。他社の便利ズームの換算200mm相当の開放絞りはダメすぎるものが多いですが、「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-200mm F3.5-6.3」ならまあまあ使えます。


f/6.3,1/1600秒,ISO200,-0.3補正,200mm

換算400mm相当ですが、写りは「ちょっと微妙かも」という印象です。


f/7.1,1/1000秒,ISO2000,補正なし,200mm

運よくウグイスが撮りやすい場所に現れました。

「100-400mm + テレコン」を使えばもっとアップで撮れますが、さすがに昼の散歩で持ち歩けるような大きさではなく、「明らかに野鳥を撮る場所」でない場所でそれを持ち歩いていたら怪しい人になってしまいます。


ピクセル等倍切り出し。意外にもしっかり写っていますね。


ピクセル等倍切り出し。ウグイスが元気よく鳴いています。


野鳥が突然現れてもAFですぐに捉えることができます。


こちらに気が付いていますね。


すぐにどこかへ飛んでいきました。


f/8,1/400秒,ISO500,-0.7補正,200mm

テレ端で少しだけ絞ってみました。


ピクセル等倍切り出し。あまり変わらないような気がするので、特に理由が無ければ開放絞りで良いかもしれません。

次回は、雨中散歩で雫撮影です。