デジカメ遊び第一章の時に購入していたカメラ雑誌で永久保存しているものは「フォトテクニック」です。他の月刊誌との差別化なのか最新撮影機材の記事は極わずかで、主な記事は「撮影テクニック」です。ムック本もあれこれ買いましたが、いろんなことに挑戦したければ「フォトテクニック」が参考になりました。さらなる情報が欲しければその時にムック本を買えば良かったのです。
ところが時代はデジタルカメラに移行してしまい、姉妹紙「フォトテクニックデジタル」が発刊され、いつしか吸収合併され「フォトテクニック」の特色が薄れてしまい、自転車遊びに忙しくなったタイミングで「フォトテクニックデジタル」も買うのをやめました。
昨年の「月刊カメラマン」の突然の休刊が「終わりの始まり」なのか、次々とカメラ雑誌が休刊になっています。スポンサー頼りの月刊誌ですので、今のご時世では月刊誌を維持するのは難しいのかもしれません。
一昨年、昨年に撮影機材を爆買いしたことで、今年はあまり撮影機材を買っていません。それでも気になる機材があったので、久しぶりにカメラ雑誌をポチしました。
フォトテクニックデジタル 2021年5月号と6月号
5月号の目的はシグマの新しいレンズのことを知りたかったからですが、なんと2ページのみ。
6月号の目的は「K-3 MarkIII」ですが、4ページのみでそれなりに文章があるのは2ページのみ。
正直言ってガッカリです。
「フォトテクニックデジタル」はグラビア撮影に特化しているのか、5月号、6月号ともにグラビア撮影ノウハウ本になっています。
そしてさらなら驚きが6月号巻末に書かれている「8月号で休刊します」です。
「フォトテクニックデジタル」の初期は、デビューしたてでこれからの活躍が期待される女優さんを取り上げていました。しかしそれはあくまでも“おまけ”扱いで、最新撮影機材とか撮影ノウハウにページを割いていたような気がします。
今回の2021年5月号と6月号を見る限り、この内容なら要らないかなと思えますので、売れ行きは良くなかったのではと勘繰りたくなります。