2021年5月23日

歩きメインなら「GR III」で必要十分

歩き旅用途であれこれ機材を検討して、半分以上は「これならどうだろうか」という思い付きですが、実際に試してみなければ分からないことが多いです。

LUMIX DC-TX2
PowerShot G1 X Mark II
EOS 6D MarkII + TAMRON 28-300mm
EOS 6D MarkII + TAMRON 35-150mm
α6400 + E18-135mm
E-PL7 + M.ZUIKO DIGITAL 17mm F2.8
E-PL7 + M.ZUIKO DIGITAL ED 12mm F2.0
E-PL7 + M.ZUIKO DIGITAL ED 9-18mm F4.0-5.6
E-PL7 + LUMIX G VARIO 12-32mm F3.5-5.6 ASPH. MEGA O.I.S.
E-PL7 + LUMIX G 14mm F2.5 II ASPH.
E-M5 MarkII + LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.
E-M5 MarkII + M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO

結局のところ“撮影”と“歩く”のどちらに重きを置くのかはっきりさせなければ答えは見つかりません。

昨年も撮影機材を爆買いして、「歩きメインで撮影ちょっと」という場合の機材は「PEN-F + LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.」で決まりとなりかけたのですが、ほぼ同時になんとなく「GRIII」も購入しました。ただ、勢いで買った「GRIII」の使い道が見つからず、今年の3月までは「また要らんものを買ってしまった」状態でした。

しかしながら、徒歩移動とか自転車移動の場合は撮影機材を厳選する必要があって、「広角側もちょっと使うかもしれない」は諦めていました。ある日、使うかどうかわからないないなら「GRIII」がギリギリ余分に持っていける重量かもしれないと、携帯してみたところなんとか許容範囲というよりは、撮影中は首から「GRIII」をぶら下げて移動しても殆ど苦になりませんでした。

ならば、「GRIII」だけでどこまで撮れるのか。

5月23日

ということで、ちょっと撮りたいときのために首から「GRIII」をぶら下げてひたすら歩いてみます。(比較的撮影機会があるウォーキングのロングコースです)


今年の季節ものは10日から14日ほど早いようで遊歩道沿いの紫陽花が既に見ごろになっています。


「GR III」にはRAW現像ソフトが添付されていないので「Luminar 4」のAI機能で現像するとこのような印象的な表現になります。ちょっとわざとらしさを感じますが。


「GR III」のJPEG撮ってだしだと地味な色合いになってしまいますが、「Luminar 4」を使えば、ぱっと見綺麗にはなりますね。


紫陽花は雨の日に撮りたい。


「花遊庭」もそろそろ紫陽花に切り替わっているでしょうか。


この距離だと「GR III」の良さを活かせないようです。


意外にも「GR III」は花撮影に向いています。


日差しが強いので透過光を背景に持ってきました。


主題がこのくらいの距離だと背景のボケもちょうど良い感じです。


縮小してしまうと分かりにくいのですが、ピント位置を狙った箇所はキッチリ解像しています。


換算28mm相当で何を撮るのか。もともと撮影メインで使うわけでなければ問題ないかもしれません。


スマホで撮るよりは圧倒的に良いわけですので。


約10kmほどの距離でしたが、「カメラを持ち歩いている」を忘れるくらいに快適でした。

とりあえず、歩きメインなら「GR III」で必要十分です。