2021年2月21日

カワセミの飛翔シーンを狙う第二弾

前回は「E-M1X + 100-400」の「C-AF TR + プロキャプチャー L」を試しましたが、長時間シャッターボタンを半押ししているとAFがふらつく傾向にあるため、今回は「S-AF + プロキャプチャー H」を試してみます。

撮影機材
・NIKON COOLPIX P950
・OLYMPUS OM-D E-M1X
・M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS

前回同様にドアップ撮影用途に「P950」を使用します。


北エリアを縄張りにしているカワセミくん。いつもいる場所を探してみますが、どこにもいません。うーん、今日はどこに行ったんだろうと川を眺めていると池からカワセミの鳴き声がします。さっそく池を見るとちょうど正面にカワセミがいました。こちらをチラチラ見ています。


「E-M1X」に持ち替えて、カワセミが飛び立つまで「プロキャプチャー H」でひたすら待ちます。やはり、「C-AF TR」より「S-AF」はピント精度が良いようです。ただし、前後に動かれると被写界深度から外れるので、悩ましいところです。


散歩する人が気になるのか川側に移動して周囲の様子を伺っています。


「P950」でもタイミングさえあえば飛翔シーンの撮影は可能ですが、秒間のコマ数が少ないので運が良くてもしっかり写るのは1枚のみです。


似たような構図で「E-M1X」。「P950」はトリミングなしでリサイズ。「E-M1X」は50%トリミング後にリサイズです。


飛翔シーンを狙わないのなら「P950」がお気軽で良いですね。長時間持ち歩いても苦にならない大きさと重さです。


50%トリミングでここまで綺麗に写っているのなら無理に2倍テレコンを使う必要はないのかもしれませんが、EVFを覗いたときにドアップになるP950との併用は必須です。撮っている時点でドアップというのは楽しいです。


小魚と間違えて何かをゲットしたようです。

以上で北エリアのカワセミくんとは「またね」とお別れします。


2月の第二週に入ると何故か水が濁っていた川ですが、川底が見えるくらいに回復しています。いったい何があったのでしょうか。

南エリアにもカワセミがいるはずですが、まだまともに見ていません。いったいどこにいるのでしょうか。いつも通りに川の左岸を歩きますが、やはりどこにもいません。諦めきれずに右岸で戻ることにしました。

やっぱりいないのか。と諦めて帰宅を決めると…


あっ!いた。南エリアは土手が広いので、反対岸からだと結構距離があるので見つけにくいかもしれません。


ここからカワセミは少しずつ少しずつ北上していきます。


南エリアのカワセミは一か所に長時間とまることがないため、飛翔シーンを狙うには最適です。


それにしてもなぜ今までに見つけることができなかったのか。という理由が判明。左岸にとまる時は左岸から見えるような場所にはとまりません。


このように器用にとまるので、右岸からでも、カワセミを探すのになれた人でなければ見つけるのは困難かもしれません。



「プロキャプチャー H」は30コマ記録してくれますが、8コマ取り出してみました。カワセミの羽ばたきは早いですね。


本日のお気に入りの一枚。