2021年2月14日

帰ってきたカワセミくん

最近は土曜日の深夜帯に放送しているドラマに面白い作品が多いため、日曜日の朝は10時過ぎまでドラマをいっきに観るパターンが多いです。ところが昨夜遅くの地震の影響で録画されていないドラマが大量にあります。NHKならそのまま翌週に持ち越しますが、民放がどうなるのかいまいち不明。とくに放送の途中に臨時ニュースが入り、ドラマが中断された状態で録画が終わっています。

さて、正午までゴロゴロしてから昼の撮影散歩スタート。2月に入ってから散歩コースの野鳥が激減しているため、楽しみが半減しています。


一瞬だけ現れたジョウビタキ♀


あちこちからホオジロの鳴き声が聞こえますが、なかなか姿を見せません。かなり慎重に探して、茂みから木の枝に飛び乗ったタイミングで連写攻撃。


野鳥を探して川沿いをひたすら歩きますが、ここまで激減しているのかと哀しくなってきます。


いつより長い距離を北上しましたが、池から往復1kmほどの区間には何もいませんでした。「いつもはここまで」の場所には人懐っこいセキレイがいます。あまりにも近いためピントが合わず、1mほど後ろに下がってカシャカシャ。


野鳥がいない区間にはカメが大量にいます。数メートル間隔でカメのファミリーが甲羅干ししていて、たぶん全部で100匹以上います。


「P950」でも結構良い感じに写っているコサギ。「P950」もRAW現像すれば、かなり使えるコンデジかもしれません。


カモのファミリーが以前より川上に移動していました。もしかしたらカワセミも戻ってきているかもと期待して探索していると…

かなり大きい声でカワセミが鳴きながら超高速飛行してきました。よく見ると二羽でバトルしているような光景です。池のあたりまで北上したので急いで追いかけると、ピューとあっという間にUターンして川下へ飛んでいきました。カワセミがあれほどの距離を飛べるとは初めてみました。どこかに着地した気配がないので、どこにいるのか見当がつきません。

今までにとまったことがある個所をひとつひとつ見ながら南下しますが、どこにもいません。


ちょうど橋の下にある木に何かとまっているような。ズームしてみるとカワセミです。これは追いかけられていたカワセミなのか、それとも追いかけていたカワセミなのか。さてどちらでしょう。

もう少しアップで撮りたかったので、橋の下を覗ける場所に移動している間にカワセミはどこかに飛んで行ったようです。このあと、結構な時間をかけて探しましたが全く見つかりません。

30分以上うろうろして再び池の周辺を探していると、再び大きな声でカワセミが2羽飛んできました。やはり縄張り争いのバトルをしているのでしょうか。追われていたカワセミが池の木にとまった瞬間に追っていたカワセミは急旋回してどこかに飛んでいきました。


追われていたカワセミがバトルに負けたということでしょうか。川の水が濁ったせいで、こちらを縄張りにしているカワセミが川下に行き過ぎて縄張りを荒らしたという扱いになったのかもしれませんね。


もともとの縄張りだったのか池の周辺の木から木へとびょんぴょん移動するカワセミ。ゆっくりゆっくり刺激しないように近づいても我関せずで小魚探しで忙しそうです。


中央に小島のような場所があって、そこが定位置なのでしょうか。結構“絵”になりますね。ちょうど反対側に老夫婦が話しながら散歩しています。どうやらカワセミはそれが気になるようで、老夫婦がカワセミに気が付いたタイミングで、ピューと素早く川側へ移動。つまり私の目の前を通りすぎたことになり、どこに行ったのか目で追えます。


川の土手から老夫婦を見ているカワセミ。


しばらくするとこちら側にやってきました。


何かに反応して鳴いています。その先を見ると大きな犬を散歩している人がいました。


どこまで近づけるかなと、少し近づいて連写、少し近づいて連写を3回。ピューと飛んだかと思ったらなんとすぐ近くの枝にとまってくれました。大サービスタイムですね。


そのあともピョンと少し離れて…


ぴょんと離れてちらちらこちらを見ています。「しつこいな、このおっさん」という感じでしょうか。


この後、いっきに南下するのかと思ったら、目の前を通りすぎてすぐ近くに着地。


そのあとも、わずか50mの区間から外れることなくカワセミくんは小魚を探していました。縄張り争いに負けたカワセミくんは、ここより川下に行けなくなったのかもしれません。