「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS + 2倍テレコン」なら「換算400mm~1600mm相当」の手持ち撮影ができる超望遠レンズになりますが、ピント精度が怪しいことがちょいちょいあります。
そこで、2倍テレコンを使わずに野鳥を撮ってみることにしました。
シャッター速度は全て1/500秒。
RAW現像。
「C-AF TR」鳥認識AF。セキレイの瞳にガッチリ合っています。
ピクセル等倍切り出し。「M.ZUIKO DIGITAL ED 100-400mm F5.0-6.3 IS」単体ならここまでハッキリクッキリ写ります。2倍テレコンを常時使うのではなく緊急時だけ使う方が良いのかもしれません。
「C-AF TR」鳥認識AF。スズメの瞳にガッチリ合っています。
ピント精度を要求するなら動き回る野鳥を「C-AF TR」で追うのは難ありです。ここからは中央1点のS-AFで高速連写します。
突然現れたジョウビタキ(50%トリミング)
ピョンピョン跳ねながら少しずつ近づくジョウビタキ(50%トリミング)
大きな松の木の中にいろんな種類の野鳥が潜んでいることが分かってもなかなか見つからず。しばらく探すとシジュウカラが食事していました。(50%トリミング)
数羽のシジュウカラがいるのですが大きく動くので撮るのが難しいです。(50%トリミング)
すぐ近くにコゲラがやってきました。「100-400mm」単体なら「40-150mm + 2倍テレコン」より写りが良いかもしれません。
コゲラも数羽いそうですが、松の木の枝が多いので撮りやすい場所に移動してくれるのを祈るばかり、
ピクセル等倍切り出し。「100-400mm」は数メートル以内の被写体なら写りが良いのかもしれません。
今日はツグミが10羽以上の集団であちこち飛び回っています。
背景がブルーシートだと「100-400mm」でも爆速で精度よくピントが合います。
広い公園ですのでヒヨドリも他の野鳥を邪魔することなく食事ができるようです。(50%トリミング)
ちょこちょこ動き回るメジロ
ピクセル等倍切り出し。
いつもならこれで撤収ですが、BIRDERに載っていた某所に立ち寄ってみます。
野鳥の声があちこちからしますが、野鳥の姿が見えません。何度も通わなければ撮るのが難しいかも…
と諦めかけたとき、メジロのような集団が茂みから出てきて、ちょこちょこと歩き回っています。
手持ちの野鳥図鑑には載っていないのですが、この可愛らしい野鳥は「ソウシチョウ(相思鳥)」。
ピクセル等倍切り出し。ここだとISO感度が5000まで高まっていました。
ちょこちょこと動き回りますが数が多いので、集団さえ見つけることができたらシャッターチャンスは多いです。(50%トリミング)
しばらく歩くと茂みの中が騒がしかったため、じっくり探すと再びソウシチョウがいました。(50%トリミング)
豊田市の某所は野鳥の宝庫らしいので、1年間通ってみると良いかもしれません。