2020年12月5日

「DSC-RX10M4」の動物瞳AFが素晴らしい

先日の日間賀島の猫を撮るときに「DSC-RX10M4」の動物瞳AFが大いに役に立ちました。

もともと興味が無かったSONY機を買った理由は、動物瞳AFに魅力を感じたからです。まずは「α6400」を買って、佐久島の猫相手で試してみるとその便利さに驚きました。そのあとにCANONの6Dmark2で再び佐久島の猫を撮ってみたところピント合わせに苦労したため、「α6400」と「6Dmark2」を売却して「α7III」を購入。ところが純正レンズを使っていないためか「α6400」みたいにガッツリ捉えるという印象はありません。そこで純正の35mm単焦点を買ってみるとガッツリ捉えます。ところが追加購入した純正の24-240mmだと迷うことがあります。

猫島の猫を撮る場合、24-240mmでも望遠側が足りません。そこでCANONの「G3X」を試してみると換算24-600mmが猫島には最適であることを実感。ならばということで「DSC-RX10M4」に買い換えて全て丸く収まりました。感触としては猫瞳AFは「α7III」よりも「DSC-RX10M4」が強力です。

そこでどのくらい動物瞳AFが効くのか岡崎市の東公園の小動物園で検証してみます。

JPEG撮って出し。


手前の恐竜の瞳に合います。


ティラノサウルスを少し見上げる角度で狙っても瞳に合います。


ゾウの場合は横からも正面からも合いません。


オッサン座りのミーアキャットの瞳をすぐにロックオン。


横顔でも瞳に合います。


もちろん、正面でこのアップなら100%外しません。


ポートレート風に撮ってみました。もちろん瞳にロックオンされています。


引いてこの大きさでも瞳に合っています。


カピバラの場合はアップにすると瞳を探してくれます。そこから少し引いても合うので、いったん「瞳はここだよ」と教えてあげるとそのあとも合います。


二匹のプレーリードッグ。この場合は向かって右側のプレーリードッグの瞳をロックオン。


じゃれあう二匹。


ここで向かって左側のプレーリードッグの瞳をロックオン。


羊の瞳は横からでもすぐにロックオンします。


ヤギも簡単にロックオン。


ゾウガメもロックオン。


ウサギの場合は結構微妙です。鼻に合うことが多いですが、粘ると瞳を捉えます。


黒いウサギの瞳には全く合いません。ドアップにしても捉まえないため、色が関係していそうです。


マーラもロックオン。


鹿もロックオン。


ラマの横顔にもロックオン。


鳥瞳には対応していないのでクジャクには無反応。特許の関係なのかSONY機には鳥瞳AFが搭載されていません。

RX10M4では野鳥をドアップで撮るほどの望遠側がないので、鳥瞳は無用な長物になるのかもしれません。NIKONのP950に鳥瞳AFが欲しい。

ということで「DSC-RX10M4」の動物瞳AFは本当に素晴らしいです。