「小さくて軽くてよく写る」はずだった「X-E3 + XC15-45mm」については試し撮りだけで売却しました。もともと「X-E3 + XF18mm F2 R」なら「X100V」の代わりになるかと期待して購入したのですが、その組み合わせの場合は手振れ補正がないため利便性が悪く、仕方なく「XC15-45mm」を購入したのです。「小さくて軽くて」を維持するためには「XC15-45mm」の大きさが限度です。大きさを妥協して「XF18-55mmF2.8-4 R LM OIS」という選択肢はありません。そのレンズも「X-T20」で使いましたが、試し撮りだけで売却した経緯があるためです。
手振れ補正を必須とした場合、Xマウントには小さくて軽くてよく写るレンズがありません。小さくて軽くて手振れ補正が搭載されたボディ「X-S1」がようやく登場しましたが、今さら感があります。オリンパスのミラーレス初号機「E-P1」の登場は2009年です。私はフォーサーズ時代の「E-510」「E-3」も使ってきたこともあって、やはり手振れ補正は必須です。
試し撮りだけで再びXマウントの機材を全て売却しました。今年の「Xマウントの機材をちょっと使ってみたい」の出費額は114,846円でした。
実は「小さくて軽くてよく写る」機材は既にあります。
「E-M5 MarkIIE-M5 MarkII + LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.」このくらいの大きさが理想的です。わざわざ「X-E3 + XF18mm F2 R」を試したかった理由は、FUJIFILM機のJPEG撮って出しの色味の良さにあります。撮りやすさを多少我慢して、さらに“重箱の隅をつつく”でなければ、万人受けするのはFUJIFILM機だと思います。
だからと言って三度目の正直を狙って「X-S1」を買うという選択肢はありません。
ということで発売当初は「最初に買うなら良い選択肢だけど今さら買ってもなぁ」というレンズをポチッしました。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
大量にポイントが貰えるタイミングでポチしたので、実質51,231円です。オリンパスのPROシリーズとしては安いですね。
PROシリーズには収納袋が添付されています。フードは「12-40mm F2.8 PRO」とは違ってロック機構はありません。
左が「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO」、右が「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO」です。もともと「12-40mm F2.8 PRO」もマイクロフォーサーズのレンズらしく大きいわけではないため、小さいはずの「12-45mm F4.0 PRO」も「なんだ、一回り小さいだけか」という感じがします。
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-40mm F2.8 PRO
フィルターサイズ:Ø62mm
最大径×全長:Ø69.9×84mm
質量:382g
M.ZUIKO DIGITAL ED 12-45mm F4.0 PRO
フィルターサイズ:Ø58mm
最大径×全長:Ø63.4×70.0mm
質量:254g
今までは、小さい「12-40mm F2.8 PRO」でも「E-M5 MarkII」で使うと「襷掛けするなら、これがギリギリのサイズかな」という感じでした。
「12-45mm F4.0 PRO」なら軽くて少し小さいため、襷掛けしても苦にならないかもしれません。この組み合わせでもレンズが少し大きく見える理由は「E-M5 MarkII」が小さいからです。
試しに「E-M1 MarkIII」に「12-45mm F4.0 PRO」を付けてみると、レンズの小ささが良く分かります。これだとレンズが小さすぎて貧弱に見えますね。
「E-M5 MarkII + 12-45mm F4.0 PRO」と「E-M1 MarkIII + 12-40mm F2.8 PRO」です。両方とも見た目のバランスが良いです。
しかし、「E-M5 MarkII + 12-45mm F4.0 PRO」の組み合わせは試すことなくこれで終わりです。(※理由は後日)
オリンパスのレンズは“寄れるレンズ”が多いです。この「12-45mm F4.0 PRO」もワイド端ならここまで寄れます。
開放絞りでもハッキリクッキリ写ります。
テレ端だとこれが最短距離です。
テレ端も同様にハッキリクッキリ写ります。この辺はモヤモヤするレンズが多いFUJIFILMのレンズとの違いです。
今日はここまで。