短い昼休憩ですが、P950で野鳥撮影を楽しむ日々です。収穫がある日も全くない日も野鳥を探しながらの散歩は楽しいです。時間を忘れて野鳥を撮っていると昼休憩の終了時間が迫り、慌てて職場まで走って戻ることもあります。
P950なら遠くにいる野鳥を狙うことが可能ですが、「あれって野鳥かも」という時にグイ~ンとズームするなら良いのですが、換算2000mmでいったんロックオンした後に野鳥が微妙に移動すると「あれ?どこいった?」と捉えることができません。少しズームを戻して野鳥を探して、再びテレ端までズームしている間に逃げられることもあります。ここが電動ズームゆえのデメリットです。※連写後のメモリカード書き込み中はズームできません
そこで野鳥撮影の定番アイテムをポチッしました。ちょっと使うだけならパチもんでも良いのですが、価格が数千円程度しか変わらないなら買い直す必要がないものを選択。
9月28日
オリンパス ドットサイト照準器 EE-1
超望遠撮影に適した外付けドットサイト照準器です。スライドレバー式の開閉機構で、使用形態でも防滴に配慮した設計になっています。電源はボタン型電池のため、ホットシューがあれば利用可能です。レティクルの明るさと位置が調整でき、遠くの被写体を撮影する際のフレーミングを快適にサポートします。
P950ならNIKON純正の「DF-M1」が良いのかもしれませんが、「EE-1」との価格差がありすぎます。
仮に野鳥を真剣に撮るようになった場合は「E-M1 MarkIII」を使うことになるため、「EE-1」で良いかと考えたわけです。
「DF-M1」「EE-1」ともに防塵防滴仕様。基本的な機能は同じ。違いは「照準マークのパターンが3種類ある」「照準マークのカラーを赤または緑に切り替え可能」というオプション機能が「DF-M1」にあります。
EE-1、コイン型リチウム電池CR2032、収納袋
手に入りやすい「CR2032」という点は親切設計ですね。
「EE-1」をカッチャと装着。
テレ端までズームすると、なんだか本格的な野鳥撮影機材に進化したような見た目になりました。
遠くのものを目安にキャリブレーション。キッチリ調整するのが難しいです。※数日間の昼の散歩で試してみたところ大きな勘違いをしていたことに気が付きます
昼の散歩(1)
昼の散歩(2)
昼の散歩(3)
ぶらぶら歩きながらの手持ち撮影だと「ドットサイト照準器」の必要性はなかったです。野鳥を「照準器」に合わせてからEVFを覗くまでの間にカメラがぶれるので、換算2000mmでは枠から外れます。ぶらさないように慎重にやる必要があるため、機動力が落ちます。「照準器」で合わせて液晶画面を見ながら撮るという方法もありますが、換算2000mmで液晶画面を見ながらというのは野鳥相手ではキツイです。
ということで「照準器」を使うなら一脚なり三脚が必要になるため、昼の散歩野鳥撮影には要らなかったかもという感想です。「E-M1 MarkIII」で野鳥撮影をする時まで「EE-1」の出番は無さそうです。