2020年10月7日

「七工匠 (しちこうしょう) 7Artisans 35mm F1.2」試し撮り

思いのほか写りが良かった「七工匠 (しちこうしょう) 7Artisans 25mm F1.8」を買いなおすのは面白くないため「七工匠 (しちこうしょう) 7Artisans 35mm F1.2」を購入。さて写りはどうなのか。

ということでいつもの場所で試し撮りします。

9月20日

撮影機材
・X-E3
・七工匠 7Artisans 35mm F1.2


「X-T20」同様に「X-E3」もMFレンズを使うと露出がばらつきます。露出補正を変えて何枚か撮っておいて最終的にはRAW現像で微調整します。


動き回る被写体を撮るのは不可能ですが、このようにくつろいでいるヤギなら大丈夫。


白が苦手だった「X-T20」ですが、中身が同じであるはずの「X-E3」なら結構いけるかも。ただし、レンズが違うので確定ではありません。


ピクセル等倍切り出し。「X-E3」はMFレンズでもピント合わせが容易いです。


以外にもボケが綺麗。


近接撮影の場合は、微妙な手振れでも写りに影響を与えるため、できるだけシャッター速度を稼ぎます。


ピクセル等倍切り出し。


ここは昔ながらの置きピンで狙います。


さていつもの遠景チェックポイント。


新品価格が15000円のレンズですが結構写るものです。


サルのマークを狙います。


ピクセル等倍切り出し。

同じ被写体を下記の機材で撮ったことがあります。
・E-M1 MarkIII + LEICA DG SUMMILUX 15mm/F1.7 ASPH.
・X-T20 + Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM
・α7 III + SONY FE 35mm F1.8
スナップ用途レンズでプチ対決「E-M1 MarkIII , X-T20 , α7 III」

当然ながら価格が全く違うため写りに差はありますが、「A1000」や「P950」に比べたら「7Artisans 35mm F1.2」は遥かに良いです。


色味がイマイチ良くないため、「X-E3」は赤い車両と青空の組み合わせは苦手なのかもしれません。


今日はワオキツネザルが久しぶりに日向ぼっこしています。


ピクセル等倍切り出し。ここも「X-T20 + Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM」には劣りますが、75000円のレンズと15000円のレンズでは差があって当然です。


微妙に動き続ける被写体をMFで追うのはきついです。

夕方の散歩でも試写しました。


ここは50%トリミングです。


「X-E3」なら流し撮りができそうです。


FUJIFILM機を買いなおした最大の理由はこのような光を狙いたいからです。数多くのデジカメを使ってきましたが、一番イメージ通りに撮ってくれたのが「X-T20」でした。


ここも遊びで流し撮り。

9月21日


近所の池でいつもの構図でチェック


中央部分をピクセル等倍切り出し。新品価格が15000円の割には写ります。


左端部分をピクセル等倍切り出し。「七工匠 (しちこうしょう) 7Artisans 25mm F1.8」同様に周辺部分の描写は残念です。

9月26日


雨上がりの朝。ピントが分かりやすいので、合わせたいところに合わせやすいです。


何の変哲もない田んぼ景色ですが、FUJIFILM機で撮ると妙に雰囲気がでます。


コスモスを見上げるように撮る場合、固定液晶だと強度近視&老眼ではピント合わせが困難です。チルト式にいかに便利なのか思い知らされますが、小型化に徹した「E-X3」にそれを求めてはダメですね。


ピクセル等倍切り出し

今日はここまで。