魚眼レンズをちょっと使いたいという時のために「ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye」を残してありますが、思い付きで「SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII」を買ってしまいました。
フォーサーズの魚眼レンズは結構大きいです。
マイクロフォーサーズの魚眼レンズの実物を見たことがないので、単純な大きさ比較できませんが、APS-C機用の魚眼レンズ「SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII」のコンパクトさは「ちょっと使うかもしれないのでとりあえず持っていく」場合には助かります。
6月27日
撮影機材
・OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
・ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
・FUJIFILM X-T20
・SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII
JPEG撮って出し。絞りはf/4.0です。
ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
このレンズは魚眼レンズなのに寄れるため、花撮影にも使えます。立体的に写るため丸いものを撮るのに最適です。
ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
普通に撮っても適切な露出です。
SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII
MFレンズを使うと露出がばらつくため、+0.3と+0.7、場合によっては+1.0で撮る必要があるため、JPEG撮って出しには厳しいです。X-T20でMFレンズを使う場合はRAW現像必須です。
ピクセル等倍切り出し。(ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye)
フォーサーズの時代の8mm魚眼レンズですからこんなものかなという印象です。
ピクセル等倍切り出し。(SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII)
予想に反してキッチリ写っています。
ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
あえて完全逆光でシルエット風に撮ってみました。
SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII
両者とも破たんすることなく写ります。
ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
いつもの近所の池です。
SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII
ここは露出補正+0.3ですが、まだ少し暗いです。
中央部分をピクセル等倍切り出し。(ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye)
池の先にある建物もしっかり写っているので十分に実用的です。
中央部分をピクセル等倍切り出し。(SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII)
こちらはハッキリクッキリに加えて妙にコントラストが強いです。
中央下をピクセル等倍切り出し。(ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye)
少し甘くなりますが許容範囲です。
中央下をピクセル等倍切り出し。(SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII)
こちらは少し像の流れを感じます。主題はレンズ中心部分に配置すべきかもしれません。
ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII
露出補正+0.7ですがまだ暗いです。シャッター速度を確認してみると「ED 8mm F3.5」が1/250秒で、「SAMYANG 8mm F2.8」が1/300秒になっています。やはりRAW現像で微妙に調整した方が良いかもしれません。
ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
寄れる魚眼レンズ
SAMYANG 8mm F2.8 UCM FisheyeII
寄れない魚眼レンズ
ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
寄れる魚眼レンズならこのような撮り方ができますが、撮影者の足が写りこむので要注意。
ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye
寄れる魚眼レンズは遊べるので楽しいです。
ピクセル等倍切り出し。(ZUIKO DIGITAL ED 8mm F3.5 Fisheye)
案外、被写界深度は浅いので、魚眼レンズとはいえピント合わせは慎重に。