2020年6月6日

小さくて軽くて安い「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」の実力はいかに

カミソリマクロ「SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art」を「E-M1 MarkIII」で使っても切れ味は落ちることなく満足いく写りをします。しかし、雫のために雨中撮影となると防塵防滴が必須です。そこで3本目のマクロレンズになりますが、雫撮影のために「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」も購入しました。

「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」は販売価格42940円で獲得ポイント8152だったので、実質34788円というお買い得なレンズです。

マクロレンズですが近接撮影専用レンズというわけでないため、換算120mm相当の中望遠レンズとして使った場合の写りが気になります。

5月30日

撮影機材
・OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
・M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro

RAW現像

場所はいつもの「鞍ヶ池」です。


遠景でもあまり絞らずにf/4。


ピクセル等倍切り出し。遠景でも絞る必要は無さそうです。


絞りf/4。約35000円のレンズとは思えない良い写りです。


絞りf/2.8。「805」にピントを合わせてあります。


絞りf/2.8。


ピクセル等倍切り出し。マクロレンズですから近接撮影でハッキリクッキリは当たり前でしょうか。


50%トリミング後にリサイズ。


50%トリミング後にリサイズ。換算120mm相当では遠すぎる場面ですが、トリミング耐性が強ければ50%トリミングで換算240mm相当になります。


絞りf/2.8。上手いことフェンスの隙間にワラビーを配置できていることが分かります。ならば…


ピクセル等倍切り出し。ピクセル等倍とは思えないほど、少し距離がある被写体に対してもハッキリクッキリ写っています。


動物瞳AFが搭載されていないので、ちょこちょこ動かれると合わせるのが大変です。動きがゆっくりになったタイミングで連写攻撃。


ウサギさんがこちらを意識しながらも、じっとしていたので、瞳にピントを合わせます。


ピクセル等倍切り出し。オリンパスのレンズは小さくて軽くて安いのにここまで写るので超お買い得です。


少し離れた場所にある小さい花を撮ってみます。(柵があるので近づけません)


ピクセル等倍切り出し。シベにピシッとピントがきていますが、明暗差がある場合はマイクロフォーサーズ機だときついです。


最後にスナップ風に花を撮ってみました。「M.ZUIKO DIGITAL ED 60mm F2.8 Macro」は中望遠レンズ代わりに使えそうです。