「COOLPIX A1000」はコンデジですから“お手軽”かと思いたいのですが、結構な頻度で「?????」となります。「気軽ではない」を前提に使わなければ「ダメダメだからさっさと売却」となりかねません。
そこで、試し撮り第一弾を踏まえて「?????」となったケースを再検証します。
5月21日
朝の散歩のショートコースは2本あるため、昨日とは違うコースです。
f/6.9,1/200秒,ISO400,露出補正+1.0,換算840mm相当
まずは自宅を出てすぐに見上げて撮影。換算840mm相当の威力発揮という場面です。こういう場合にEVFが役に立ちます。
f/6.9,1/200秒,ISO400,露出補正+1.0,換算840mm相当
露出補正を+1.0にしましたが、まだムクドリが暗めに写っています。
f/5,1/100秒,ISO100,換算85mm相当
実焦点距離15mmの絞りf/5でも、大きいサイズで見れば背景が少しボケていることが分かりますが、リサイズしてしまうとこのように「全然ボケない」となります。
f/4,1/50秒,ISO100,換算50mm相当
フルサイズ機の明るい単焦点レンズなら、ここでキレ具合とかボケ具合の確認ができますが、コンデジだとそのような楽しみ方はできません。「ここは普通に撮っても問題なし」という確認程度です。
f/6.3,1/60秒,ISO100,露出補正-0.7,換算225mm相当
ここではAFではピントが合いません。
f/5.6,1/250秒,ISO100,露出補正-0.3,換算95mm相当
ここもAFで合わせようとするともっと花から離れる必要があります。MFならここまで寄れます。
f/6.3,1/160秒,ISO100,露出補正-0.3,換算150mm相当
ここもMFです。
f/5,1/200秒,ISO100,露出補正-0.3,換算57mm相当
この場合はAFでキッチリ合います。
f/5,1/125秒,ISO100,露出補正+0.7,換算70mm相当
ここは普通に撮ると妙に暗くなってしまうため、露出補正を+0.7にしました。
f/6.9,1/250秒,ISO100,露出補正+1.0,換算500mm相当
なぜかキジバトがこんなところに。ここも露出補正を+1.0にしましたが、まだ暗いです。
f/5,1/100秒,ISO100,露出補正-0.7,換算95mm相当
ここは露出補正を-0.7にしましたが、まだ少し明るいです。
露出のクセを掴む前に朝の部は終了です。
引き続き昼の散歩です。
f/6.9,1/400秒,ISO100,露出補正+1.7,換算840mm相当
今日は妙にあちこちでツバメが飛び回っていました。定期的に電線に止まるため、短い時間で3回撮ることができました。ここは露出補正を+1.7にしましたが、それでもツバメが暗く写るので、カメラ内RAW現像で「簡単レタッチ」。
f/6.9,1/400秒,ISO100,露出補正+1.7,換算840mm相当
50%リサイズ後に切り出してみました。極小センサーですので、撮れるだけマシという雰囲気です。
f/5.6,1/200秒,ISO100,露出補正+0.3,換算180mm相当
そこそこ離れて撮ったことが要因なのか、ここはAFが迷うことなくキッチリ合いました。
昨日は、「MF&露出補正」、「AF枠を手動で移動」の操作に悩みましたが、今日はそこそこスムーズに操作できました。
「COOLPIX A1000」の場合、「はい、これで撮って」と渡されて直感的に操作できるのかは怪しい機種です。