2018年春から撮影機材を爆買いしてきたことで「ようやく必要なものは全て揃った」となったわけですが、物欲が絡む趣味というものは「揃ったから終わり」になりません。懲りずに2019年末からは総入れ替えに近いほど再び爆買い続きで、「爆買い第二章も残り2本かな」という終わりが見えてきたわけですが、4月からはYahooショッピングの貰えるポイントが半分以下になっていてポチッする気にならないほどお得感が全くありません。
さてさてどうしたものかと悩む日々…
まだまだ遠出できそうもないため、近場の散歩コースあたりで撮影を楽しむわけですが、これからの時期に使う機材は「マクロレンズ」です。試しに「E-M1 MarkIII + M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」を使ってみると、快適すぎて撮ることそのものに何も苦労はありませんが、それゆえに面白みに欠けます。撮ることそのものを楽しみたいという天邪鬼的な欲求を満たすためにポチッ!! (全く予定していなかったレンズ)
SIGMA 70mm F2.8 DG MACRO Art [キヤノン用]
なぜに[キヤノン用]なのか。EFマウントのレンズを買っておけば、「α7III」と「E-M1 MarkIII」で使えるからです。AFのレンズは「EFマウント」、MFのレンズは「Mマウント」にしておけば、ボディは何でも良いとなるので、それこそ気に入ったレンズを使い続けることができるのです。
長く使うかどうかは使ってみなければ分からないので、新品ではなく中古です。ポイントを考慮すると両者の差額は5000円程度ですが、実は3月までなら新品の方が安いという逆転現象でした。
焦点距離70mmのF2.8とはいえフルサイズ用のAFレンズは大きいです。
被写体が近いほど、にょきにょきと出てきて見た目がカッコ悪いです。
そのためマクロレンズですが標準でフードが添付されています。これなら見た目は悪くありません。
マイクロフォーサーズ機ならマクロ撮影も手持ちで結構いけますが、フルサイズ機だと被写界深度が浅すぎて三脚が必要です。
「E-M1 MarkIII + M.ZUIKO DIGITAL ED 30mm F3.5 Macro」と「α7III + 70mm F2.8 DG MACRO」では大きさが全然違います。
最大撮影倍率は「ED 30mm F3.5 Macro」の「2.5倍(35mm判換算)」に対して「70mm F2.8 DG MACRO」は「等倍」ですので、単純に大きく写したいなら「ED 30mm F3.5 Macro」が有利です。
さっそく試し撮り。
ピクセル等倍切り出し。滲むことなくキッチリカッチリ解像しています。
いろんなレンズが開放絞りでは苦手とする場面です。
ピクセル等倍切り出し。開放絞りF2.8で間違いなくいけます。
こちらも何となくモヤッとしてしまうレンズが多いのですが。
ピクセル等倍切り出し。ここも開放絞りF2.8の全く問題ありません。
三脚が必須になる理由は被写界深度が1mmも無いからです。手持ちで超接近撮影は不可能です。
気になった点はレンズ前の20cm未満まで近づくとAFが合わないことです。少し離れてAFで合わせて、少し近づいて再びAFで合わせて、さらに近づいてとやっていくうちにAFが前後に迷い出すと二度と合いません。
今日はここまで。