2020年3月31日

魅力的な「Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM」を購入


超広角レンズ「Voigtlander ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical III VM」が届いて1週間もしないうちに「Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM」も届きました。


左から「Voigtlander ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical III VM」、「Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM」、「Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM」です。

「12mm F5.6」をα7IIIで使えば12mmであり、X-T20で使えば換算18mmとなりますが、少し試した限り何をどのように撮れば良いのか悩む12mmよりも、使い慣れた18mmが良いので、昼間の風景撮りにX-T20と組み合わせることになりそうです。

そして「21mm F1.8」をα7IIIで使えば21mmであり、X-T20で使えば換算31.5mmとなります。ありふれた24mmとか28mmよりも21mmが面白そうという予感と、X-T20で使えば使い勝手の良い換算30mm相当に近いため、一石二鳥となります。


α7IIIにはこのくらいの大きさのレンズが似合います。


見た目のバランスだけ考えると、「X-T20 + Voigtlander ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical III VM」、「α7III + Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM」、「E-M1 MarkIII + Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM」が良さそうです。

困ったことに「Voigtlander ULTRA WIDE-HELIAR 12mm F5.6 Aspherical III VM」はマイクロフォーサーズ機で使えません。そして「Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM」は約1.5mmより近いところにピント合わせできません。「Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM」は普通に使えるため、焦点距離がどこからなら使えるのか気になるところです。(そのためだけに24mmとか28mmを買うのは無駄ですが)


α7IIIと組み合わせて試し撮り。ヘリコイド付きマウントアダプターを使えば「Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM」も近接撮影が可能です。

3月11日

撮影機材
・α7III
・ Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM

さっそく朝の散歩コースで試し撮り。

全てJPEG撮って出し。


絞り2.0


絞り8.0


絞り2.0

この時点で「このレンズはすごいなぁ」と手ごたえを掴んでいます。


絞り2.0


中心部分をピクセル等倍切り出し。全く問題ありません。この時点で「このレンズは絞る必要はないなぁ」と実感。


遠景ですので絞り8.0


中心部分をピクセル等倍切り出し。ここも全く問題ありません。「SIGMA 35mm F1.4 DG HSM | Art」より解像しています。


中心から下端部分をピクセル等倍切り出し。問題なさそうです。


中心から左端部分をピクセル等倍切り出し。フルサイズ機で使えるレンズだと分かります。


絞り4.0


中心部分をピクセル等倍切り出し。素晴らしい。


絞り4.0


中心部分をピクセル等倍切り出し。素晴らしい。

このレンズなら絞り4.0にしておいて、気楽なスナップ撮影用途でも使えそうです。


絞り2.0

ヘリコイド付きマウントアダプターを使えば近接撮影が可能ですが、いくつか試してみたところ、どれも汚い感じの写りをしているので、レンズ前の10cmとか20cmという距離の撮影には向かないです。

「Voigtlander ULTRON 21mm F1.8 Aspherical VM」の初見としては「写りに不満はなく、違和感なく24mmより広く撮ることができる」そんな印象を持ったレンズです。