「マイクロフォーサーズ機で使えば換算で200~800mmの超望遠レンズになる」という思い付きで「SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary」を購入しましたが、「OM-D E-M5 MarkII」との相性が悪いのかピント精度が良くありません。ピントがギリギリ合っている場合でも描写が甘いです。
それでは新主力機「OM-D E-M1 Mark III」と組み合わせた場合はどうなのでしょうか。
3月7日
撮影機材
・OLYMPUS OM-D E-M1 MarkIII
・SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary(EFマウント)
全て焦点距離400mmで撮影して、50%トリミング。結果的に換算1600mm相当になります。
この場合は「OM-D E-M5 MarkII」同様に後ピンになる傾向にありますが、何度もピント合わせをしてみるとカワセミにピントがきました。
ここではカワセミの顔にピント位置を持ってくるとAFが迷います。カワセミのお腹辺りに合わせました。
ピクセル等倍切り出し。
とりあえず、AFを何度もやり直せばピントが合うことが分かったため、この辺りからプロキャプチャーモードを試しますが、カワセミがなかなか動かなくて、半押し状態を維持できなくて、ついつい全押ししてしまい、AFをやり直すこと数回。
ピクセル等倍切り出し。同一のレンズを使っていますが、「E-M5 MarkII」より「E-M1 MarkIII」は画質が良いです。
プロキャプチャーモードを使うコツを掴めていないため、飛び出しの瞬間写真ばかり撮ってしまいました。水中ダイブを狙うなら通い続けるしかないかもしれません。毎日が日曜日のシニアさんたちが圧倒的に有利ですね。
ここにはオスが1匹、メスが1匹いますが、2匹が揃ったのは僅か数秒という瞬間だったため、撮ることができませんでした。
再び飛び出しの瞬間写真ですが、シャッター速度優先で1/500秒にしてありますが、それでは遅いようです。
EVFを覗いている時は「換算800mmの超望遠レンズ」ですので、カワセミを眺めているだけでも楽しくなります。
50%トリミングでここまでアップになるのは、マイクロフォーサーズ機ならではです。
プロキャプチャーモードを使わずにカワセミが少し動いたタイミングで連写開始。
50%トリミングしても十分に実用的なら、野鳥撮影の機材は「OM-D E-M1 MarkIII + SIGMA 100-400mm F5-6.3 DG OS HSM Contemporary」でいけそうです。