見た目が最高にカッコ良い「Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM」ですが、肝心の写りがどうなのか気になるところです。
→ 「Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM」試し撮り
「α7III + Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM」と「X-T20 + 七工匠 7Artisans 25mm F1.8」の比較ではカメラボディが違うため、単純な比較とはいえません。
「α7III」「X-T20」ともに純正品の単焦点レンズも持っているため、どちらかで「Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM」と純正品レンズの比較はできますが、レンズテストのためとはいえ「α7III」や「X-T20」を屋外でレンズ交換したくありません。
そこで、2台ある「E-M5 MarkII」を使ってみることにしました。
2月11日
撮影機材
・E-M5 MarkII ブラック + M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8
・E-M5 MarkII シルバー + Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM
「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」は現在のAmazon価格で26800円ですので、純正品なのにお買い得なレンズです。イルミネーションを綺麗に撮ることができるので、お気に入りです。
WB:太陽光
ISO:100固定
ピクチャーコントロール:スタンダード
絞りは両者合わせます。
JPEG撮って出し。
遠くに見える「公園」にピントを合わせます。(絞りf8)
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 (ピクセル等倍)
Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM (ピクセル等倍)
両者に違いがあるのか分かりません。
遠くに見えるポニーにピントを合わせます。(絞りf4)
M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8 (ピクセル等倍)
Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM (ピクセル等倍)
遠景で絞りf4の場合は「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」に解像感があります。
この時点で両者とも問題ないレベルにあることが明白になっているため、ピクセル等倍での比較はこれにて終了です。
1600×1200にリサイズした画像ファイルで比較します。PCの画面で見る場合はこちらが良いかもしれません。
※サムネイル画像をクリックすると大き目の写真が表示されるようにしてあります。
どちらも良い写りをしてくれます。
今日は木曽馬がすぐ目の前にいたのでドアップ撮影ができました。「頭をなでてくれ」って頭をこちらに持ってくるので、「ヾ(・ω・*)なでなで」します。それにしても「E-M5 MarkII」で撮るとカリッカリッの写りになります。
この時点で「Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM」が良いレンズであることが分かったと同時に「X-T20で使うとどうなんだろう」という変な期待感も出てきます。
ここからは「Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM」で撮った写真です。
いつもの被写体でピクセル等倍切り出し。「E-M5 MarkII」ならMFで合わせるのも簡単ですので、「Voigtlander NOKTON classic 40mm F1.4 MC VM」がどこまで写すのかよく分かります。
50%トリミング後にリサイズです。換算で160mm相当になります。
こちらも50%トリミング後にリサイズです。動き回るウサギをMFで追いかけるのは大変ですが、「撮る」という遊びの面白さは高まります。
今回の比較対象に使った純正品レンズの「M.ZUIKO DIGITAL 45mm F1.8」は、僅か26800円(Amazon価格)というお買い得価格なのに、写りが良いことに改めて感心します。オリンパスのカメラボディを使うなら余計なものに手を出さずに、オリンパスとパナソニックのレンズを使っておけば良いということになります。