2020年2月7日

遊べるレンズが欲しくて激安な「七工匠(7artisans)25mm F1.8」を購入

Xマウントのレンズの選択肢が少ないため「ちょっと試してみたい」程度で買えるようなレンズが見つかりません。マイクロフォーサーズのレンズもオリンパスのレンズを買い漁り、それでも気が済まずにパナソニックのレンズも買ってみて、怖いもの見たさで「中一光学(ZHONG YI OPITCS) SPEEDMASTER 25mm F0.9」も買いました。

先日の「α7III vs X-T20 vs G1X MarkII vs E-M5 MarkII」の結果を踏まえて改めて感じたことは「そもそも路線が違うものだから比較しても仕方ない」です。

Fujifilmのデジカメにある「何かと比べるものじゃない」という雰囲気は、「FinePix S5000」の時から変わっていないような気がするので、改めてユーザーレポートをいくつか探してみました。

Fujifilmのミラーレス機は「カメラが趣味という人」ではなく「ファッションとして写真を楽しむ人」、「あれこれ撮影機材を試してFujifilmに落ち着いた人」、「普通は面白くないので独自路線を楽しむ人」などが選んでいるような気がします。CANON、NIKON、SONYがあーだこーだと言っている人は選ばないような…

シグマとタムロンにXマウントのレンズがないので、さてどうしたものかと探してみると、中華メーカーのレンズが遊びの定番のようです。

そういえば友人の娘さんのX-T10には、よく分からないMFのクラシックレンズが付けられていました。それを借りてきた友人は撮るのに苦労していたようですが、どうやらそれが中華メーカーのレンズだったようです。

もう少し調べてみると「七工匠(7artisans)」のレンズが手に入りやすいことが分かり、ターゲットロックオンしたレンズのユーザーレポートを探しました。

はらですぎ : 約1万円の激安レンズ「七工匠(7artisans)25mm F1.8」を購入しました

作例を見る限り、1万円程度のレンズとは思えない写りですね。

「SPEEDMASTER 25mm F0.95」は48150円もしたので格安レンズとはいえませんが、「七工匠(7artisans)25mm F1.8」は激安レンズです。明るさが違うので当然かもしれませんが、「SPEEDMASTER 25mm F0.95」でも使い物になるのはf/1.4からで、実用的なのはf/2あたりからですので、「七工匠(7artisans)25mm F1.8」のf/1.8始まりでも良いかもしれません。

ただ、中華メーカーゆえなのか初期不良にあたる人もいるようで、1万円で変な手間を掛けたくありません。

そこで閃いた良い方法はマップカメラの中古です。マップカメラは買い取ったレンズをしっかり点検整備してから中古販売しているため、程度が良いものを選べば不良品に当たることはなさそうです。

ということで前振りが長くなりましたが、ポチッ!!


7800円の「七工匠(7artisans)25mm F1.8」です。開封してみると付属品は何もなくレンズだけです。(※キャップはあります)


左が「七工匠(7artisans)25mm F1.8」、右が「XF35mmF2 R WR」です。「XF35mmF2 R WR」はAFでも小さいですね。


X-T20に装着。いっきにクラシカルな雰囲気が上昇です。


「E-M5 MarkII」と同様に「X-T20」も小さい単焦点レンズが似合います。


フードは付属していないので、「14mm F2.5」で使っていた「JJC LH-46GF」を再利用します。この佇まいを見るといつの時代のカメラなんだろうと思えますが、そこがお気に入りです。


さっそく試し撮り。このレンズの最短撮影距離は「18cm」ですので、テーブルフォトにも使えます。(※「XF35mmF2 R WR」の最短撮影距離は「35cm」)

「XF35mmF2 R WR」で近接撮影すると妙にモヤモヤするのですが、「七工匠(7artisans)25mm F1.8」は開放絞りでもこの写りです。これが7800円ですから超お買い得ですね。


ボケ具合を確認。絞りリングにクリック感が全くないため、いつの間にかf/2になっていましたが、たぶんf/1.8で撮っていても見分けはつかないはずです。


こちらはf/4です。

近接撮影に使えることは分かったところで今日はオシマイです。