2019年12月26日

「SONY SEL35F18F」は猫撮りに最適

猫撮影のために購入したαですので、もっと活用したいと思いつつ、瀬戸内海の「猫島」は気軽に行ける距離ではありません。デジカメ遊びの一環で「レンズ性能の確認」とか「動物瞳AFを試す」ならば確実に猫ちゃんたちを撮ることができる「猫カフェ」が適切です。

以前は「新しい機材を買ったら安城デンパーク」でしたが、αの場合は「新しい機材を買ったら猫カフェ」です。

猫カフェでα6400の動物瞳AFを試す
猫カフェ第二弾で「E 50mm F1.8 OSS」を試す

といっても、オッサンが独りで猫カフェに行くというのも場違いの雰囲気がするので、妻の都合次第となります。「TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD」を試したいと思いつつ、都合が合わず既に年末になり、「SONY FE 35mm F1.8」も追加購入。

12月22日

ようやく所用のついでに近場の猫カフェに行くことができました。

本日の撮影機材
・α7III
・TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD
・SONY FE 35mm F1.8

まずは「TAMRON 28-75mm F/2.8 Di III RXD」です。全て、焦点距離は75mm、絞りはf2.8です。「α6400 + E 50mm F1.8 OSS」「α6400 + EF50mmF1.4USM」の時と画角が同じなるため、比較がしやすいかもしれません。

猫ちゃん相手とはいえ屋内で焦点距離75mmはちょっと望遠すぎるかなと印象ですので、猫とカメラとの距離があることで撮っていても面白みに欠けます。ただ、慣れるまでは少し離れた場所からカシャカシャするのが気楽ですので、「慣れるまでは75mmはありかな」といったところでしょうか。

今回も「α6400 + E 50mm F1.8 OSS」の方が猫瞳AFが優秀だったようなという感じです。α7IIIだと猫瞳を捉えるまでに時間が掛かり、探せない頻度が多いです。その代わり、捉えると粘るという印象。

※小さくリサイズしてしまうと描写力が分かりにくいため、今回はサムネイル画像をクリックすると大き目の写真が表示されるようにしてあります。


ここからは「SONY FE 35mm F1.8」です。全て、絞りはf1.8です。


寝ている猫ちゃんなら“絞り優先”のf1.8で良いのですが、ちょこちょこと動く猫ちゃんを狙うと被写体ブレを起こします。ここからは“シャッター速度優先”の1/125秒で撮ります。必然的にISO感度が高まってしまいますが、フルサイズ機「α7III」なら問題ありません。APS-C機の「α6400」だと少しでもISO感度が高まるとノイズが目立ちます。


「α7III + FE 35mm F1.8」の場合、「猫の顔はここ」と液晶モニターをタッチするとそこから猫瞳を検出してくれます。パナソニックの動物検出機能がαにはないのかもしれません。そして「猫の顔はここ」の後に構図を大きく変えると全く検出してくれないため、「フォーカスエリア」を「ワイド」に戻す必要があります。

カメラを構えながらも猫ちゃんをナデナデできる距離になる「35mm」は猫撮りに最適なレンズです。ただし、猫パンチを食らう可能性もあるので気を付けましょう。