クッション代わりのインナーバッグを使えば汎用バッグでもカメラバッグになりますが、さすがに本物のカメラバッグのような頑丈さはありません。その代わりに「バッグが重い」を回避できるため、たくさん歩きながら撮影する場合に重宝します。もちろんカメラの取り出しやすさも重要です。
ということで、あれこれバッグを試してきましたが、デジカメ遊び第一章の時の機材に比べたら小さくなったとはいえ、「EOS 6D Mark2 + TAMRON 35-150mm」がそれなりに大きいため、「2台体制」のペアリングに悩みます。少し真剣に撮りたい場合は「E-M5 MarkII + 12-40mmPRO」とペアにしますが、この2台体制だとバッグに余裕がありません。「EOS 6D Mark2 + TAMRON 35-150mm」を横にして収納させると今まで買ってきたバッグは全て「余裕なし」状態になります。
そこでいつも通りダメ元で、商品名どころかメーカー名すら書かれていないカメラバッグをポチッしました。
価格はダメ元で諦めが付く4680円なり。
ショップの商品ページに書かれている商品名は「カメラバッグ 一眼レフ用 ショルダーバッグ 男女兼用 大容量 三脚取付可 カメラケース デジタル一眼レフ用 インナーバッグ 多機能 カメラ、PC収納 レディース」といういかにもSEO向けのものです。
実物を見ずに買うわけですので、商品ページに掲載されている写真が全てです。
「なんとなく良さそう」は当然として、決め手は寸法です。外寸法は横幅37cm、奥行き18cm、縦幅27cmとなっているため、内寸法がそれぞれ1cm狭くなったとしても、「これなら入るのでは?」と思ったわけです。
届いたものを見て「?」となりましたが…
簡易梱包で配送するためか、インナーボックスの中にあれこれ収められていました。
ちゃちゃとカメラバッグに変身。
バッグ自体は簡易防水性ですが、この手のバッグには珍しくレインカバーも添付されています。小雨なら撮影を続行、本降りになったら撤退という場合にレインカバーが役に立ちそうです。
やってみたかったことがこれです。「EOS 6D Mark2 + TAMRON 35-150mm」を立てて収納したかったのです。このようにすれば横方向に余裕があるため、2台体制のペアリング候補に選択肢がとても増えます。バッグの表面と左右のポケットには小物類を収納でき、背面の大きなポケットにはガイドブックなどを収納できます。
ようやく、機材類はこのバッグに収納して、宿泊に伴う荷物はリュックに収納というスタイルで固定できそうです。